【神奈川】菓子・食品企画のえらべるが破産 きんつばやおつまみを展開
菓子・食品の商品企画や開発、OEM製造支援、卸売などを手掛けていた(株)えらべる(神奈川県川崎市多摩区)が、2026年10月7日に横浜地裁から破産手続き開始決定を受けたことが分かった。
同社は2019年3月設立。国内各地の食品メーカーや協力工場と連携し、和菓子、ナッツ、あられ、おつまみなどの企画・販売を手掛けていた。
公式サイトには主要取引先・販売先として、三越伊勢丹、大丸松坂屋百貨店、ジェイアール東海高島屋、国分首都圏、シェルガーデンなどが掲載されている。
2019年設立、全国の協力工場と菓子・食品を企画開発
えらべるは2019年3月1日設立、資本金200万円の食品関連企業。2023年8月には事務所を移転し、川崎市多摩区南生田に本店を置いていた。
同社は国内各地の協力工場と連携し、菓子や食品の企画・開発、OEM製造、商品提案、流通、卸売販売などを展開していた。
公式サイトでは、全国のパートナー企業や提携工場と協力して商品を開発する事業モデルを紹介しており、自社で商品企画を行い、協力先の製造機能を活用する体制を打ち出していた。
また、自社で企画した商品だけでなく、国内外の食品を取り扱う方針を示し、百貨店や小売店などへの卸売販売を事業の一つとしていた。
ただし、海外への輸出入については将来的な事業構想として紹介された内容も含まれ、具体的な輸出入実績については確認できていない。
北海道産小豆のきんつば、鳴門金時の芋きんつばなどを展開
同社の公式サイトには、和菓子からおつまみ、スナック類まで幅広い取扱商品が掲載されている。
和菓子では「北海道産小豆で作ったきんつば」「徳島県産鳴門金時で作った芋きんつば」などを紹介。国産素材を使った商品として展開していた。
おつまみ関連では、いかすみあたりめ、鮭の薄造りとば、パリポリ焼き昆布などを掲載していたほか、チーズあられ、ミックスナッツ、くるみのキャラメリゼなどの商品も取り扱っていた。
このほか、国産素材を使用したドライフルーツや、だるまを模した一口サイズの「人生七転び八起き だるま煎餅」なども公式通販ページで紹介していた。
ただし、これらは同社の過去の商品掲載情報に基づくものであり、2026年10月時点ですべての商品が販売されていたかどうかは確認できない。
三越伊勢丹や大丸松坂屋百貨店などを取引先に掲載
同社の公式サイトでは、主な取引先・販売先としてアマゾンジャパン、国分首都圏、ジェイアール東海高島屋、シェルガーデン、大丸松坂屋百貨店、三越伊勢丹などを掲載していた。
百貨店や食品卸売会社、小売企業などへの販路を持つ事業内容で、自社企画商品や仕入れ商品を販売していた。
また、主要仕入れ先・協力企業として、味路庵、井上海苔店、今川製菓、東彰、長谷食品、不動農園などの社名も掲載していた。
一方、これらは会社側が公開していた取引先情報であり、2026年10月時点での取引継続や納入規模は確認できない。個別の商品が掲載された百貨店すべてで販売されていたことも確認できていない。
取引先企業や協力先企業が今回の破産手続きの債権者となっているかどうかについても明らかではない。
10月7日に横浜地裁から破産開始決定
えらべるは2026年10月7日、横浜地裁から破産手続き開始決定を受けた。破産管財人には矢口統一弁護士が選任された。
破産債権の届出期限は2026年11月9日。財産状況報告集会などの期日は2027年2月9日午前10時となっている。事件番号は令和8年(フ)第730号。
負債総額、直近の売上高、従業員数、事業停止時期、破産に至った詳しい経緯については確認できていない。
公式サイトには現在も商品紹介や通販ページへのリンクが残っているが、破産手続き開始後の販売継続を裏付けるものではない。また、商品ごとの製造・販売主体や別法人による事業承継についても確認できていない。
えらべるの会社概要
| 法人名 | 株式会社えらべる |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県川崎市多摩区 |
| 法人番号 | 5012401035024 |
| 設立 | 2019年3月1日 |
| 資本金 | 200万円(過去の会社概要) |
| 主な事業 | 菓子・食品の商品企画・開発、OEM製造支援、卸売販売 |
| 過去の取扱商品 | きんつば、あられ、ナッツ、おつまみ、ドライフルーツなど |
| 本店移転 | 2023年8月・川崎市多摩区へ |
| 破産手続き開始決定 | 2026年10月7日・横浜地裁 |
| 事件番号 | 令和8年(フ)第730号 |
| 負債総額 | 確認できず |
お住まいの地域・都道府県から最新の倒産情報を確認できます
従業員・取引先・利用者が確認すべき手続きと相談先はこちら





