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アイコン 【東京】ネクタイ・服飾雑貨のマルゴが破産 バンダイとの取引実績、今年1月に本社移転


東京都中央区でネクタイやバッグ、革小物などの服飾雑貨を企画・製造していた「株式会社マルゴ」は、2026年10月21日、東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。

同社は2005年にネクタイの製造卸売業者として設立され、その後、ストールやバッグ、ベルト、財布などへ取扱商品を拡大。国内外の協力工場を活用した製造体制を構築し、2015年にはバンダイとの取引を開始してキャラクター商品の企画・デザイン・製造にも取り組んでいた。

2026年1月には東京都中央区内で本社を移転していたが、それから約9カ月後に破産手続き開始決定を受けた。

 

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2005年設立 ネクタイ卸から服飾雑貨全般へ事業拡大

マルゴは2005年、東京都台東区で設立された服飾雑貨の企画・製造卸売会社。資本金は1000万円。

設立当初はネクタイの製造卸を中心としていたが、2006年にマフラーの取り扱いを開始。その後、ネックウェアだけでなく、バッグ、ベルト、財布、革小物などへ商品分野を広げていった。

2011年には本社を東京都中央区へ移転するとともに雑貨部門を開設。ネクタイやストールとバッグなどの服飾雑貨を組み合わせ、取引先に総合的な商品提案を行う体制を整えた。

同社は商品の企画・デザインから製造、卸売までを手がけ、大手アパレル企業、専門店、総合スーパー、卸売業者などを主要な取引先として紹介していた。

自社による商品企画を重視し、OEM(相手先ブランドによる製造)やODM(企画・設計を含む製造受託)などにも対応する事業を展開していた。

ベトナム・スペインの協力工場で生産開始 6カ国に生産ネットワーク

事業拡大に伴い、海外での生産体制も整備していた。

公式沿革によると、2012年にはベトナムの協力工場で生産を開始。翌2013年にはスペインの協力工場でも生産を始めた。

これにより、日本、中国、韓国、ベトナム、イタリア、スペインの6カ国で生産に対応できる体制を整えたとしている。

商品や素材、価格帯、納期などの条件に応じて生産地域を選択できることを特徴とし、国内外の製造ネットワークを活用した服飾雑貨の供給に取り組んでいた。

また、2014年には株式会社島精機製作所の新型デザインソフトを導入し、商品企画・デザイン面の強化を図った。

ただし、海外の生産拠点は協力工場を含むものであり、6カ国すべてに自社工場を保有していたことを示すものではない。2026年10月時点の各工場の稼働状況や取引継続についても確認できていない。

2015年にはバンダイとの取引開始 キャラクター商品の企画・製造も

同社は服飾雑貨の企画・製造に加え、キャラクター関連商品の分野にも進出していた。

公式沿革には、2015年に株式会社バンダイとの取引を開始し、キャラクター商品の企画・デザイン・製造を始めたと記載されている。

マルゴはネクタイやバッグ、革小物などの製造で培った企画力と国内外の生産ネットワークを活用し、キャラクター商品の企画・製造にも事業領域を広げていた。

ただし、具体的にどのキャラクターの商品を製造していたのか、製造した商品の販売元や権利関係、取引金額などについては確認できていない。

また、バンダイとの取引が2026年10月まで継続していたかについても明らかになっていない。今回確認できたのは2015年に取引を開始したという過去の公式記録であり、現在の取引関係やバンダイの商品事業への影響を示すものではない。

2026年1月に本社移転 約9カ月後に破産開始決定

マルゴは2026年1月26日、東京都中央区内で本社を移転したことを公式サイトで発表した。

移転日は同年1月7日で、それまでの東京都中央区日本橋馬喰町から、日本橋茅場町へ移転していた。

移転先は今回の破産公告に記載された所在地と一致している。

当時の本社移転案内では、移転を機に業務の充実を図る方針が示されていたが、その後、10月21日に東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。

本社移転から破産開始決定までは約9カ月となる。

ただし、本社移転の理由や移転に伴う費用負担、経営状況への影響などについては確認できていない。移転と破産の間に直接的な因果関係があったと判断することはできない。

なお、同社の公式サイトには会社概要や事業内容、過去の取扱商品などの情報が残っているが、破産開始決定後の受注・製造・納品状況や、別法人への事業承継については確認できていない。

10月21日に東京地裁が破産開始決定 負債額は未判明

株式会社マルゴは2026年10月21日、東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。事件番号は令和8年(フ)第7603号。

破産管財人には高畠希之弁護士が選任され、破産債権の届出期限は2026年11月18日となっている。

財産状況報告集会、一般調査、廃止意見聴取、計算報告などの期日は2027年1月22日午前10時。

現時点では負債総額、直近の売上高、事業停止日、破産申請日、具体的な破綻原因は確認できていない。

公式サイトに掲載されている従業員数は4人だが、掲載時点が明らかではなく、破産開始決定時点の従業員数とは限らない。

ネクタイ卸から服飾雑貨全般へ事業を拡大し、海外生産体制の整備やキャラクター商品の企画・製造にも取り組んでいた同社だが、今回の破産に至った詳しい経緯は明らかになっていない。

株式会社マルゴの会社概要

法人名 株式会社マルゴ
所在地 東京都中央区
法人番号 3010001143348
設立 2005年
資本金 1000万円(公式サイト掲載値)
主な事業 ネクタイ・ストール・バッグ・ベルト・財布・革小物などの企画・製造・卸売
過去の生産体制 日本、中国、韓国、ベトナム、イタリア、スペインの6カ国で生産に対応
過去の取引実績 2015年にバンダイとの取引を開始
本社移転 2026年1月7日、東京都中央区内で移転
破産手続き開始決定 2026年10月21日
裁判所 東京地方裁判所
事件番号 令和8年(フ)第7603号
負債額 確認できず

 

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