【鹿児島】ナカオ食品が事業停止 餃子の皮を南九州へ、7月まで正社員営業を募集
餃子や春巻き、シュウマイなどの皮を製造するナカオ食品(株)(鹿児島市)が9月末までに事業を停止し、破産申請の準備に入った。負債総額は現在調査中。
同社は1974年設立。南九州では餃子の皮を手がける食品メーカーとして半世紀にわたり事業を続け、鹿児島、熊本、宮崎を中心にスーパーや飲食店、精肉店など数百件の取引先を形成していた。
| 企業名 | ナカオ食品株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県鹿児島市 |
| 法人番号 | 8340001003051 |
| 設立 | 1974年1月 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 事業内容 | 餃子・春巻き・シュウマイ・ワンタンの皮、餃子・シュウマイ等の製造卸 |
| 従業員数 | 19人(2026年7月求人票) |
| 状況 | 事業停止・破産申請準備 |
| 負債総額 | 調査中 |
餃子の皮を軸に南九州で販路
主力は餃子、春巻き、シュウマイ、ワンタンなどの皮。鹿児島県内を中心に南九州で販路を築き、スーパーやデパート、中華料理店、居酒屋、精肉店、食品メーカー、外食事業者などへ商品を供給していた。
業務用需要にも対応しており、餃子の皮や春巻きの皮をケース単位で販売。継続購入や大口購入向けの見積もり、サンプル相談にも応じていた。
皮製品に加え、生餃子や冷凍餃子、黒豚餃子、シュウマイ、餃子のタレなどへ取扱商品を拡大し、公式通販による直接販売も行っていた。
2023年から業績悪化、債務超過に
一方、2023年12月期ごろから販売先となる小売店舗の閉店や取引先からの受注減少が重なり、業績が悪化。同期期末には債務超過に転落した。
その後も赤字決算が続くなか、原材料価格をはじめとする諸物価の上昇が収益を圧迫。事業環境の改善には至らず、2026年9月末までに事業を停止し、破産申請の準備に入った。
7月には正社員のルート営業を募集
事業停止の約3カ月前にあたる7月6日には、ハローワークを通じて正社員のルート営業1人を募集していた。
募集理由は欠員補充で、餃子の皮や生餃子を中心に取引先へのルート配送を担当する内容だった。求人票では当時の従業員数を19人としており、製造部門では機械導入による生産効率化にも取り組んでいた。
求人の紹介期限は9月30日。人員補充を進めていた一方、その9月末までに事業停止へ至ることとなった。
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