建設業の倒産情報

アイコン 【広島】管工事・消防施設工事の栄光エンジが破産 広島市中区の設備工事会社


管工事や消防施設工事などを手がけていた(有)栄光エンジ(広島市中区)が、2026年10月27日に広島地裁から破産手続き開始決定を受けた。

同社は建物の配管設備や消防施設などに関わる設備工事会社。広島県の建設業者一覧には、2026年1月末時点で管工事と消防施設工事の許可業者として掲載されていた。負債総額や具体的な破産原因は確認できていない。

 

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管工事・消防施設工事の建設業許可を保有

栄光エンジは、広島市中区に本店を置く設備工事会社。配管設備工事などを事業分野としており、過去には電気設備工事も取り扱っていた。

広島県が公表した2026年1月31日現在の建設業者一覧によると、同社は広島県知事許可第27503号を取得。一般建設業の管工事、消防施設工事の許可業者として掲載されていた。

管工事は給排水設備や空調設備などの配管工事、消防施設工事は消火設備や火災報知設備などに関わる工事を含む建設業の許可区分。同社が実際に施工した個別工事や主要取引先については確認できていない。

電気工事業は2025年に一部廃業の届出

建設業許可の履歴では、2025年7月1日に電気工事業について一部廃業の届出が行われ、当該業種の許可が取り消された記録がある。

広島県は2026年3月16日付の公告で、この許可取消について、廃業届の提出に伴うものであり、違法行為などによる取消処分ではないと明記している。

取り消しの対象は電気工事業であり、同社のすべての建設業許可が取り消されたものではない。県の2026年1月末時点の一覧には、管工事と消防施設工事の許可が引き続き掲載されていた。

2024年には雇用調整助成金に関する公表も

同社については、広島労働局が2024年6月14日付で、雇用調整助成金の不正受給に関する事案を公表していた。

労働局の公表資料によると、実際には休業していないにもかかわらず、休業したとして申請書類を作成し、助成金を受給したとして、同年5月29日に支給決定が取り消された。

返還を命じた金額は1,329万8,428円。公表資料に記載された返還状況は「一部返還済み」だった。ただし、これは公表資料上の記録であり、2026年11月時点の返還残額は確認できていない。

この助成金に関する公表と、今回の破産手続きとの因果関係を示す資料は確認できていない。

10月27日に破産手続き開始決定

栄光エンジは、2026年10月27日に広島地裁から破産手続き開始決定を受けた。事件番号は令和8年(フ)第1097号で、破産管財人には吉益伸幸弁護士が選任された。

財産状況報告集会などの期日は、2027年1月18日午後3時30分となっている。

同社の売上高や負債総額、事業停止日、破産申請日、具体的な破産原因は確認できていない。事業の譲渡先や承継先の有無についても明らかになっていない。

栄光エンジの会社概要

法人名 有限会社栄光エンジ
所在地 広島県広島市中区
主な事業 管工事、消防施設工事などの設備工事
建設業許可番号 広島県知事許可 第27503号(2026年1月末時点の掲載情報)
法人番号 6240002002007
手続き 2026年10月27日、破産手続き開始決定
裁判所 広島地方裁判所
事件番号 令和8年(フ)第1097号
破産管財人 吉益伸幸弁護士
負債総額 確認できず

 

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