総務省が20日発表した家庭で消費するモノやサービスの値動きを見る10月の消費者物価指数は、生鮮食品を除いた指数が前年同月比0.7%下落し、下落幅は2011年3月以来9年7ヶ月ぶりの下落幅となった。
「Go Toトラベル」の対象に東京発着の旅行が加わり、宿泊料が大幅に値下がりしたことが主な要因。
総務省が発表した10月の消費者物価指数は、天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が、2015年を100として101.3となり、前年同月比0.7%下落した。
10月はGo Toトラベルの対象に東京発着の旅行が加わり、ホテルなどの宿泊料が▲37.1%下落したほか、新コロナの世界的な感染拡大で、春先に原油価格が下落した影響で、電気代やガソリンの価格が値下がりしたことが主な要因。