ブリヂストン 事業売却で8千人移籍、化成品を国内ファンドに、防振ゴム事業を中国企業に
タイヤ国内最大手のブリヂストンが大規模な事業再編を進めている。
自動車エンジン向けなどに使われる防振ゴム事業は、中国・安徽省の企業に来年7月に売却。
自動車のシートパッドなどをつくる化成品ソリューション事業は投資ファンドの「エンデバー・ユナイテッド」(東京)に来年8月に売却する。
来年7月までに防振ゴム事業を中国企業に、自動車部品などの化成品ソリューション事業を投資ファンドに売却する。
国内外で22ヶ所の事業所を譲渡し、従業員約8千人に転籍を求める。
国内では11ヶ所、3千人弱が移る。
国内全体の従業員の1割弱、拠点の2割強にあたる異例の規模。
収益力が低い事業を切り離し、本業のタイヤ事業などに資源を集中する。
世界的メーカーとして知られる大企業も、競争が激しくなるなか、経営の効率化を急いでいることを示す。
2事業の従業員は7886人でグループ全体(約14万人)の6%弱にあたる。うち国内は2773人。従業員は売却先の企業に転籍し働き続けてもらう方針で、ブリヂストンは「従業員と丁寧にコミュニケーションしていく」としている。
以上、
政治家と一緒で方針は変わらず丁寧も糞もないだろう。
日本では労働組合が実質死滅して久しい。せめて米国くらいの労組は必要であろうが・・・。
隣国企業に技術供与したりしてきた日本のタイヤメーカー、今や隣国企業が進化させ追い抜き、その勢いは日本企業との価格差もあり留まる所を知らない。
技術供与は必ずブーメラン現象が生じる。昔、新日鉄など技術供与どころかプラント輸出、資金は賠償金やODA予算でただ同然で日本政府に提供させられ、2000年代に入っては極秘技術を盗人されても提携し続けるお目出度い日本を代表する企業、新日鉄=日本製鉄もある。これで、世界一になると豪語して登場した社長、トヨタと喧嘩している。
ブリヂストンは世界で再編している。フランス工場もやっと決着つき撤退。
<ブリヂストン>
スクロール→
生産拠点 計144ヶ所 |
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米州 |
欧州・中近東・アフリカ・ロシア |
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38 |
17 |
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51,220人 |
21,861人 |
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日本 |
中国・アジア・大洋州 |
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48 |
41 |
|
28,790人 |
20,716人 |
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その他 |
全社共通 |
|
12,218人 |
3,231人 |
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単体従業員数 |
14,858名(2020年12月31日現在) |
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連結従業員数 |
138,036名(2020年12月31日現在) |
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日本48拠点の内容 |
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タイヤ関連 |
21 |
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原材料 |
2 |
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多角化製品 |
25 |
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横浜工場 |
コンベヤベルト、免震ゴム、防振ゴムなどのゴム関連商品など |
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磐田工場 |
事務機器用精密部品(OAローラ)、防振ゴム |
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熊本工場 |
ゴムクローラ、高圧ホース、工業用ゴムホース |
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関工場 |
高圧ホース、樹脂配管システム |
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グループ企業 |
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東京都 |
ブリヂストン化成品(株)(合成樹脂製品) |
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東京都 |
ブリヂストン化工品ジャパン(株)(ゴム製品と建材) |
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東京都 |
ブリヂストンスポーツ(株)(ゴルフ用品等) |
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埼玉県 |
ブリヂストンサイクル(株)(自転車) |
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東京都 |
ブリヂストンファイナンス(株) |
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静岡県 |
ブリヂストンエラステック(株) (防振製品) |
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三重県 |
ブリヂストンケミテック(株)(合成樹脂製品) |