アイコン 11月の生産者物価指数と輸入物価指数の急騰 大きな経済不安に


生産者物価指数

生産者物価指数の急騰を輸出価格や国内販売価格に価格転嫁できなければ、企業は利益を大きく損なうことになる。すでに多くが値上がりしているが、ポーズだけで給与を上げぬアベノミクス政策により給与は増えず、企業は価格を変更せず商品の量を減らし続けている。板チョコの厚さが限りなく薄くなり続け、もはや板ではなくなっている。

1220_05.jpg


 

スポンサーリンク

輸入物価指数(21年11月は119.3)

11月は10月の113.4からも急騰している。上昇しているのは原油価格だけではない、資源から食料に至るまで国際相場が上昇している。

おまけに日本は円安でも上昇している。昨年11月は104円台、今年11月は円安で113円台、為替だけでも8~9%と日本円換算では高値買いとなっている。

原油価格(WTI)は、昨年11月は37~45ドル、今年11月は81ドル~66ドル台で平均して88.7%上昇(ドルベース)している。

輸入物価指数が上昇し、生産者物価指数を急騰させている。上がらぬ・・・。このままではデフレどころかスタフグレーションスパイラルの泥沼に陥ることになる。

 

1220_06.jpg

[ 2021年12月20日 ]

スポンサーリンク
 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧