日本フランチャイズチェーン協会が20日発表した10月の全国コンビニエンスストア売上高は、既存店ベースで前年同月比▲4.3%減の8731億円となり、8ヶ月連続のマイナスとなった。10月は、たばこ税増税前の駆込需要の反動が出たことに加え、在宅勤務や外出自粛の動きを背景に、来店客数が前年比▲10.5%減と大きく減った。
一方、政府の消費刺激策「GoToキャンペーン」の効果のほか、生鮮食品、惣菜、冷凍食品、デザート、酒類、マスクなどの衛生用品などの売上は好調で、平均客単価は同6.9%上昇した。
新コロナの影響で購入しなくなった消費者が戻るのには時間がかかる。懸念材料として、現在、再び感染者が急増している。