韓服・韓帽、キムチ、尿素水、いくら政治の世界で中国に対して「3不の誓い」までして「いい顔」したとしても自動車を購入するのは庶民、政治家ではない。ましてや2016年秋から続くTHAAD制裁も文化制裁などまだ取り払われてもいない。
現代車が売れなくなったのは2017年3月のTHAAD配備日決定から、同年には中国で30万台キャパの2ヶ所工場も開設した不運もある。
現代自動車グループの中国事業が深刻な不振に陥る中、北京現代汽車が市場での復活を狙って今年初めに発売した戦略的EV(電気自動車)「ミストラEV」が100台も売れていないことが分かったと報道されている。
現代自は今年、新車を大量に投入し、高級車の「ジェネシス」ブランドも発売して中国市場での再浮上を狙ったが、突破口がなかなか見つからない状態が続いている。
現代自は昨年、広州国際モーターショーで中型セダン「ミストラ」の第2世代モデルとミストラ初のEVモデル「ミストラEV」を発表。2013年に発売されたミストラは年間10万台以上売れる人気モデルで、現代自は急速に成長する中国のEV市場を狙ってミストラのEVバージョンも発売した。それも「ミストラEV」は1回の充電で、同クラスのモデルより20キロ以上長い520キロを走行できるとして注目された。
しかし、今年の「ミストラEV」の販売台数は悲惨なレベル。本格的に販売が始まった今年3月から9月までの総販売台数はわずか69台。新型ミストラの販売台数(1~9月)も5000台を少し上回る程度だった。
ミストラ以外のEVモデルも不振に陥っている。中国専用の準中型EVセダン「ラフェスタEV」は884台とそれなりの水準だったが、「エンシノEV」(韓国名:コナ)は602台、子会社の起亜の「K3EV」は158台だった。
現代自はEV専用のプラットフォームを適用した「アイオニック5」も中国市場に投入する計画だが、現地でのEV販売成績が低迷しているため、内部の雰囲気が落ち着かない状況。
現代自は今年、中国での販売目標を年間56万台と定めたが、9月までの販売台数は25万台にとどまっており、年間販売台数は40万台を下回る見通し。
今年は北京第1工場を現地企業に売却したが、20~30%にとどまっている稼働率も回復が困難だとみられる。
起亜の今年の販売台数も10万台をやや上回る程度とみられる。中国現地メディアは、起亜の中国法人・東風起亜の合弁会社の一つ、東風汽車が株式の25%を売却する予定だと報じている。
以上、
現代と起亜は、中国では2016年179万台を売り上げていた。2017年には工場2ヶ所も完成させ、中国での生産キャパは両社合計で280万台となっていた。
しかし、2017年3月からTHAAD制裁が本格化、中国民ではボイコットKOREAが始まり、売上高数が激減。その後も減り続けている。
この間に、中国者の品質レベルも高まり、韓国車のコストパフォーマンスがなくなっていることにも原因がある。ましてや、大使まで巻き込みSNS上では喧嘩ばかりしており、それが原因でボイコットKOREAが長引いているようだ。
SNSだけでも仲良くすれば、こんなに販売台数の減少はなかったと見られる。。
スクロール→
自動車の韓国勢の中国販売推移
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販売台数
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前年比
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2015年
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1,687,800
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2016年
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1,792,000
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6.2%
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2017年
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1,144,600
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-36.1%
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2018年
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1,180,500
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3.1%
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2019年
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1,007,900
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-14.6%
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2020年
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698,600
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-30.7%
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2021年(予想)
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500,000
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-28.4%
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・ 工場出荷ベース/
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