韓国の最低賃金委員会は7月12日、2025年の最低賃金が時給1万30ウォンに引き上げられ、初めて1万ウォンの大台を突破する。現行為替による日本円換算では約1160円。
最低賃金は、企業が労働者に最低限、支払わなければならない賃金。
今年と比べて1.7%の引き上げで、韓国で最低賃金が1万ウォンを超えるのは初めて。 韓国の最低賃金は、ここ10年で約1.8倍増加、人件費の負担が増えた自営業者などからは不満の声も上がっている。
眼下、消費不況、企業経営の厳しさから人員削減を迫られかねず、きょうの決定について、経済団体は「青年層、低所得者層などの働き口にも否定的な影響がでる可能性がある」と懸念を示している。
韓国では2014年に最低賃金が5千ウォンを超え、11年で倍増した。
票田対策と財界依存の経済政策、日本経済を誘導する主体性もなく、日本のGDP対策を放置してきた能無し政権と金の玉のない政府子会社の日銀。