アイコン 緊急異常事態宣言!②

金子3一方、加藤寛治元議長に近い、県民派と呼ばれる小林・馬込両県議を中核とした十一名の構成メンバーは次の通りである。

佐藤了(長崎市選出、当選四回)、中山功(長崎市選出、当選三回)、野本三雄(長崎市選出、当選四回)、宮内雪夫(佐世保市選出、当選十回)、加藤寛治(島原市選出、当選七回)、中村和弥(諌早市選出、当選一回)、北浦定昭(諌早市選出、当選二回)、小林克敏(大村市選出、当選四回)、徳永達也(雲仙市選出、当選二回)、松田正民(北松浦郡選出、当選七回)、馬込彰(南松浦郡選出、当選四回)の十一名である。

長崎県議会は定数四十六名だが、そのうち自民党県議が二十四名である。県民派議員とは谷川・金子に毒されていない良識派の県議集団の事である。それに対し谷川・金子に毒されている県議集団を反県民派議員と認定している。この両派を合わせると自民党がゆうに過半数を制している。両派が谷川・金子の理不尽を排し、大同団結し憲政の王道を歩めば県民にとって喜ばしいこと限りないのであるが、内情はそうもいかない。谷川・金子に毒されている反県民派十三名と県民派十一名では、何事につけてもすんなりとまとまる訳がない。この微妙に拮抗した数字が今後も数々の激しいドラマを生んでいくだろう。

 

[ 2009年5月 2日 ]
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