本誌は田中県議の詐欺破産の事実を摘発し、長崎地方検察庁に告発していたが、１３日に詐欺破産の証拠書類を全て入手し、５月１４日に長崎地方検察庁に正式に受付が完了した。今後は被告発人（田中愛国）が被疑者になるかならないか検察官が十分に審理する事になる。
これだけの証拠が揃ってる以上は、いくら田中氏が詭弁を弄し谷川一味が政治的に圧力をかけようが、詐欺は詐欺、詐欺破産は詐欺破産罪である。よくもま～こんな奴が県議で幹事長だなんて長崎県民も舐められたもんである。なるほうもなるほうだが、こんな奴を幹事長にした県議達も県議達である。谷川弥一一味「特に野口（大村市）・溝口（佐世保市）・中島（東彼杵）」等は悪質である、み～んな同罪である。
 

告　　　　　発　　　　　状

平成２１年５月１３日

長崎地方検察庁
検事正　 岩　橋　義　明　様

告発人
長崎県長崎市小曽根町●●ー●●
中　　山　洋　二　
電話　０９０－●●●－●●●

被告発人
長崎県佐世保市指方町
田　　中　　愛　　国

告　　発　　事　　実

Ⅰ）、告発人及び被告発人について
１、告発人は、長崎県民であり、長崎県会議員選挙権を有する。
２、被告発人は、長崎県佐世保市から県会議員に立候補し、現在、自由民主党所属の長崎県会議員であり、且つ自己破産者（平成１９年５月２８日・破産手続開始決定（事件番号平成１９年（フ）第２７３号）である。

Ⅱ）、被告発人の犯罪の事実について
１、被告発人は、平成１９年５月２８日に長崎地方裁判所佐世保支部破産係に自己破産申立をしているが、平成１９年４月２５日受付の長崎県選挙管理委員会の収支報告書（平成１８年分）によると被告発人は「田中愛国後援会・代表者・渕源治」に２４、４８０、０００円の債権を有している。この事実だけを見ても被告発人が自己の金銭債権の存在を隠蔽し、債権者らの利益を計画的に害し、免責の許可を受けている。即ち、被告発人の所為は、破産法第２６５条（詐欺破産罪）に該当する。被告発人が隠蔽した債権は、被告発人が所有する不動産（佐世保市指方町３５５７番地１～３）に設定された債務額と同額であり、同債務の弁済に充当することを目的に債権を隠蔽したことは明白な事実であり、過失或いは瑕疵ではなく悪意の計画的所為である。

２、尚且つ、平成２０年７月１４日に長崎県選挙管理委員会が受け付けている「田中愛国後援会・代表者・渕源治」の平成１９年度の収支報告書には「田中愛国後援会」から被告発人への借入金返済として３、７００、０００円が支払われているのも破産法第２６５条（詐欺破産罪）に該当する。

Ⅲ）
1被告発人は、平成１６年６月８日、既に債務超過に在り、返済が不可能であるにかかわらず、自己所有不動産（佐世保市指方町３５５７番地１～３）を妻である田中文子に贈与し、第三者らの差押或いは競売申立を回避し、債権者の利益を害した。
２、上記、不動産には被告発人名義の根抵当権極度額・金２６,０００,０００円（債権者・佐世保中央信用金庫）が設定されている。しかし、債務者名義変更などは一切ない。

前１項の金銭債権（債権者・佐世保中央信用金庫）は、自己の関連する政治団体弐団体への貸付金（金２４,４８０,０００円）である。
３、被告発人の自己破産申立後に、これら政治団体から金３,７００,０００円が被告発人に弁済されている。被告発人は、政治団体からの返済金を特定債権者（佐世保中央信用金庫）に弁済し、妻、田中文子への所有権移転行為とともに自己所有の不動産の競売を阻止し、他の債権者の利益を害したのなら、即ち、被告発人の所為は、破産法第２６５条に該当することは明白である。
以上、告発いたします。

　　　　　　　　　添付証拠書類

１、破産・免責事件受理票
２、官報　号外第１３９号　１
３、官報　号外第１３９号　２
４、官報　第４６７８号　
５、官報　第４７９８号　
６、官報　第４８３９号　
７、不動産登記簿謄本（建物）
８、不動産登記簿謄本（土地）
９、田中愛国後援会（平成１８年度・収支報告書）
１０、田中愛国後援会（平成１９年度・収支報告書）