アイコン デベロッパーの動向①

超大物のダヴィンチが再生に向け大和證券と手を組んだようだが、総資産1兆1,287億20百万円、 有利子負債8,424億17百万円、自己資本 151億33百万円(08年12月期)となっている。

今回ダヴィンチHが子会社のダヴィンチ・セレクト(総資産26億59百万円)を大和證券に34億円で売却したところで、本体の財務内容には塀の突っ張りにもならない。
ダヴィンチHの有利子負債のうち借入金が明らかになっているのは、新生信託銀行1,167億60百万円、新生銀行1,004億08百万円、農中1,120億39百万円、BNPパリバ250億円などとなっている。まだダヴィンチ本体は、新生銀行に対する金融庁の出方しだいであるといえる。少しでも不動産が動き出せば、ダヴィンチも明るさが見えてこようが、今のままでは大和證券も本体を支援する勇気は持ち合わせてなかろう。
「最後の破綻となるのかジョイントコーポレーション」
続く

 

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[ 2009年6月18日 ]
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