アイコン ダイキン/リコールの修理せず修理済み報告、室外機火吹く

2004年ダイキン工業製のルームエアコンの室外機が、発火、発煙事故が相次ぎリコールに発展した事件のリコール修理で、ダイキン工業は、兵庫県内の協力会社の作業員が、修理していないのに24台を「修理済み」と虚偽報告していたと発表。

 

 

消費者庁などは、昨年11月に兵庫県たつの市で火災が発生した原因の室外機は、修理済み報告されており、虚偽報告であったことが発覚したという。ダイキンは全国の修理済みの室外機を抜き打ち調査するとともに、協力会社約800社から事情を聴くとしている。 
リコール対象機種は約64万2千台、うち修理済みは47%。
問い合わせはダイキン、フリーダイヤル(0120)330696
     業者に協力目的で、タダ同然で急がせ修理させていたのであろう。こうしたことに堅いはずのダイキンさえ変な仲間に入ってしまった。Made in Japanの信用崩壊は続く。
 
<ダイキンのリリース文>                    2010年2月9日
ルームエアコンをご使用のお客様へのお詫びとお知らせ
 当社が1995年(平成7年)1月から1998年(平成10年)3月までの間に製造し、2004年10月よりリコール(無償点検・修理)のお願いをさせていただいておりますルームエアコン室外機におきまして、2009年11月に兵庫県たつの市で、室外機の内部が焼損する事故が1件発生いたしました。当該製品は、無償点検・修理済みの記録があったため原因を調査した結果、当該製品の処置を担当した協力店の作業者は、当該製品の修理を実施せずに修理記録を作成していた事がわかりました。当該作業者が処置したとする製品につきましては、全数再点検・再修理させていただきました。
本件に関しまして、消費者の方々および販売店様、並びに関係者の方々に、大変ご迷惑とご心配をおかけいたしました事を深くお詫び申し上げます。
当社といたしましては、この事態を重く受けとめ、当該協力店に対して厳しく処分するとともに、全サービス協力店に対してこのような事例がないかの聴取を行い、全修理作業者へ作業手順・内容を再徹底するなど再発防止策を講じました。また、管理体制を見直した上で、より一層のサービス品質の向上に努めさせていただきますので、引き続き、弊社製品をご愛顧いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
 なお、まだ点検・修理が済んでいない製品におきまして事故発生の事例がございます。つきましては、対象製品の無償点検・修理がお済みでないお客様は、下記にてご確認・ご連絡いただきますようお願い申し上げます。お客様には大変ご迷惑とお手数をおかけいたし
ますが、なにとぞ、ご理解ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
以上、
 
[ 2010年2月12日 ]
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