アイコン リンク・ワン/長年続いた架空売上/建築会社はご注意を

同社は、外食サービスへの人材派遣とFC本部事業、直営店舗事業など行っているが、架空取引が横行し、また資金の循環取引も行われていたことが発覚、この間第3者機関に調査してもらっていたが、その内容を明らかにした。

それによるとスープカレー「心」店舗について、AP(エリアパートナー)のFC権を、転売できるなどと嘘をいい販売、当該APから転売相手が現れず返済を求められると第3者と組み、返済するものの、同じような問題が多発、グルグル状態となっていたとしている。AP権(普通預かり金計上)を売上計上するなどいい加減な経理計上であるが、こうした問題も以前の経営者のときに発生したものであると、現経営陣は述べている。
同社は既に債務超過に陥っており、素直に破綻した方が正義のためとなろう。

<甘い話にご注意・建築会社>
同社の手口は、スープカレー「心」の店舗をFC展開するに当たり、飲食店舗などしたことのない建築会社に対して、AP(エリアパートナー)の権利を取得すれば、店舗を出店する人の工事が受注できるなどの触れ込みで、AP権を購入させていた。 建築会社自身は全く店舗を作る予定もなかったが、仕事が入るとして金融機関から借入、権利を購入した。しかし、店舗出店者など現れず、店舗の受注工事もないため、担当者に買戻しを要求した。
トラブルになっているこうした会社の一部は、契約書に権利の買い戻し条項などなく、泣き寝入りした会社もあるようだ。
同じような話は全国に沢山ある。建築会社は特に仕事がないときだけに騙されやすい。また、2代目社長も、親父に負けじと甘い話に乗ってしまう。そうして潰れた会社は山とあるので注意が必要である。過信禁物。

 

[ 2010年2月26日 ]
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