大内田建設㈱/社長ほか 建設業法違反で逮捕
7日、デベロッパーの開発物件の建築でよく知られる大内田建設㈱の社長と副社長が、虚偽の決算報告書を福岡県に提出していたとして逮捕された。
逮捕理由は、短期借入金10数億円を07年期、08年期の決算報告書に記載していなかった疑いがもたれている。同社の社長と副社長は、こうした粉飾の事実を認めているという。
今回の逮捕事件で、同社が副社長により実務が采配され、工事現場をいくつも現在動かしていることから、動向が心配されている。
今回の決算粉飾による逮捕は、短期借入金が計上されておらず、粉飾であったとしても、通常、逮捕されるようなことはない。そうしたことがたまたま発覚したとしても、福岡県により、指名停止措置が2~3ヶ月ほど取られているくらいである。特に破綻会社などは粉飾していない会社がないほどであるが、堂々と民事再生や破産がまかり通り、法律に基づきご加護されている。なお、読売新聞は今回の逮捕について ほかの目的があるのではと踏み込んで報道している。
大内田建設㈱
代表:大内田 薫
住所:北九州市小倉北区
設立:昭和57年7月
年商:(09/7期)56億55百万円
[ 2010年5月10日 ]
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