アイコン コープかながわ 生協食品偽装/廃棄用肉を調理 かつ重として販売

時代の申し子として組織された生協は、時代も変わり変質化しているが、今回は、食品偽装をやってのけた。食肉として販売され売れ残り廃棄すべき豚肉を、調理してかつ重やロースカツとして販売していた。それも6店舗で行われていたという。

こうした事実を8日、ユーコープ事業連合が発表した。
もったいないという発想は良いが、品質が保証できないものを販売するという、消費者の信用を損なうような販売手法は絶対あってはならない。熱を通しても食肉そのものが変質していれば、消費者の身体に異常をきたす可能性があるという基本的な教育ができていない現われであろう。
食肉は冷凍されており、その日に販売する分のみカットして、店頭で販売されている。安全にデリケートな食肉であり、生協は今後、社員やパートのオバさんたちの教育を徹底指導すべきである。
こうしたことは、生協に限らず全国の店舗で行われているともいわれ、しっかりした店舗で購入することである。上場企業がこうしたことを行った場合、即刻潰れる可能性もあるほどの事件である。

<食品産地偽装>
生協とは関係ないが、食品産地偽装で鳴門市の「マルナガ水産」の前社長が逮捕された。
中国産ワカメを使用した製品を、徳島県鳴門産と偽って販売、徳島県警は9日、不正競争防止法違反の疑いで同県鳴門市の海藻加工会社「マルナガ水産」前社長「伊藤五百里」容疑者を逮捕した。
鳴門ワカメ(灰にまぶしたワカメで有名)の本場の業者が、こうした産地偽装商品を販売したら、どこの卸会社も疑わないだろう。結果44都道府県で販売されているという。
 

[ 2010年5月11日 ]
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