アイコン 味覚糖の管理職のセクハラに思う

派遣されていた工場で上司にセクハラされたとして、東京の人材派遣会社の女性社員が、菓子メーカー「味覚糖」(大阪市)や派遣会社に対して、慰謝料など約700万円を求めた訴訟の判決が奈良地裁であり、味覚糖に対して使用者責任を認め、77万円の支払命令を出した。判決などによると、女性は05年12月に奈良工場に派遣され、飴の袋詰めや検品などを担当。07年9月ごろから、上司のサブリーダーに携帯電話の番号を教えるよう何度も求められ、「エッチしよう」などと言われたり、体を触られたりした。女性は08年6月、抑うつ神経症と診断され、現在も休職中。同年12月に提訴した当日、上司は自殺している。女性は09年7月に労災認定を受けた。

弱い派遣社員の立場を利用した上司のセクハラ事件であろうが、大手出版社の福岡支店の場合は、派遣女性社員を上司が食い物にしているとの情報が寄せられている。当出版社には、多くの女性派遣社員が採用されているが1年契約とのこと。好きな仕事に就けた女性派遣社員も上司のお気に入りにならなければ、1年で契約解除になるという。そこで上司は女性に食事に誘い、断れば1年で契約を解除されるのが必至、そのため女性派遣社員は上司に付き合うという。その後上司とは深い関係になっているというのだ。上司はセクション毎におり、殆ど同じように派遣女性社員に声を掛けているそうだ。中には契約解除されたくないために、派遣女性社員側から上司に声を掛けている女性もいるという。同支店では長年こうしたセクシャルパワーハラスメントが続いており、上司の特権ともいわれているそうだ。作り話ではない。元社員の話である。
大手出版社で福岡支店を持ち、多くの派遣社員を採用している会社は多くない。注意されたし。
 

[ 2010年6月16日 ]
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