アイコン 社長逮捕でどうなる(株)MAGねっとホールディングス

2009年2月経営破綻したSFCGが民事再生手続き開始前、同社資産約418億円相当を隠匿したとして、警視庁捜査2課は16日、民事再生法(詐欺再生)違反、特別背任容疑などで、元会長大島健伸容疑者(62)、長男嘉仁容疑者(33)ら4人を逮捕した。

逮捕容疑は08年12月下旬、大島容疑者の利益を図る目的で、SFCGが保有していた約418億円相当の不動産担保ローン債権について、同容疑者が実質支配する企業に無償譲渡し、債権者に不利益な処分をするとともに、SFCGに損害を与えた疑いがもたれている。実際の譲渡日より前に債権を売買したように装い、虚偽の内容の債権譲渡登記をした疑いもある。同課によると、書類上は債権の対価が支払われたように偽装していたとされる。 
以上に加担したのが、(株)MAGねっとホールディングス社長の大島嘉仁容疑者(逮捕)である。日本振興銀行とすったみんだしていたが、所詮同じ穴の狢である。
ところで、ゲテモノ喰いの投資家がまだ85円(16日午後2時45分現在)も付けている(株)MAGねっとホールディングスは、どうなるのであろうか。
当然、日本振興銀行絡みか同じような被害者との関係で、大島嘉仁がその受け手として中心人物であり、(株)MAGねっとホールディングスがその企業であるため、東証は早期に監理銘柄に指定して、上場取り消しの運命となろう。
 

[ 2010年6月16日 ]
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