スーパーのアオキの専務逮捕 土地組合から賄賂要求され渡す
愛知県日進市の「日進竹の山南部特定土地区画整理組合」の保留地売却に絡み、アオキ側から有利な取り計らいの見返りに現金1000万円を受け取ったとして、愛知県警捜査二課と愛知署などは24日、土地区画整理法違反(収賄)の疑いで同組合の理事加藤克也容疑者(70)=日進市岩崎町=を逮捕。同法違反(贈賄)の疑いで、「アオキスーパー」専務の筒井輝雄容疑者(65)も逮捕。
今年3月中旬、筒井専務側から仲介料の名目で3400万円あまりが組合の理事長の口座に振り込まれ、このうちの約1000万円を数百万円ずつ、理事長と加藤理事の2人でわけあっていたという。2人は、筒井専務側にわいろを要求していたということで、理事長は、任意の調べで容疑を認めているということで、警察は理事長も収賄の疑いで書類送検する方針。
何故、理事長は逮捕されないのだろうか? 区画整理事業は公共工事であり、地位を利用
して要求するほうが重罪(獄門の刑)である。
こうして捕まるのも氷山の一角。理事などは元公務員とか地元知名士であろうが、こうした揺すりたかりの常連さんほど儲かる土地区画整理事業である。特に造成工事や公共建築物では先生方も加わり、ゼネコンや下請けから、庶民が知らないところでぼろ儲けしている。
名古屋都市計画事業日進竹の山南部特定土地区画整理事業 約95.7ha 約176億円
[ 2010年7月27日 ]
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