松下幸之助さんも「呆れたもんだ」と パ社脱税
パナソニックが大阪国税の調査を受け、海外子会社との取引などに関連し09年3月期までの5年間で計約220億円の申告漏れを指摘されたことが2日分かった。
うち約7億円は所得隠しにあたると認定されたが、重加算税は課せられていないもよう。
全体では数億円を追徴課税(更正処分)されたとみられる。同社は「指摘内容については全額納付した」としている。
関係者によると、パナソニックは中国の子会社との取引で、販売価格を不当に安くしていた。大阪国税局は、価格の引き下げは子会社の支援が目的だったと認定。「実質的には子会社への寄付金にあたり、意図的な利益の移し替えになる」と判断したもようだ。
パナソニック広報グループは「一部見解の相違があったが、指摘に従った」とコメントしている。
認めている以上は、利益供与や所得隠しをしていたのであろう。松下幸之助さんも、屋号からも松下が無くなり、寂しい限りであろうが、脱税のパナ社と異名を取るようなことはあってはならない。
[ 2010年8月 3日 ]
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