日立工機/ドイツ子会社で不正取引発覚100億円
同社の子会社が、仕入先等に対して販売したと見せかけ、翌期に架空の相殺勘定を発生させて相殺、売上高にして100億円、営業利益にして40億円を架空計上していたことが発覚したと発表した。
現地の社長は懲戒解雇されたということであるが、内部牽制制度も当然機能していなかったようである。言葉の障壁があり現地の信頼できる監査法人に四半期ごとにチェックを受けさせるような体制を取らなければ、こうした問題はグローバル企業ならどこでもリスクを抱えることになる。
[ 2010年10月 6日 ]
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