アイコン 三桜工業/射出成形品の独社を42億円で買収

 世界に展開する自動車用の各種チューブや集合配管など製造の三桜工業は21日、ドイツの自動車部品メーカーGeiger Automotive GmbH(Geiger社、本社:ミュンヘン)の全株式を取得することを決定した。
  Geiger社は、ドイツに4ヶ社、アメリカに1ヶ所の自動車向け射出成形品の製造工場を有し、売上高は154億円(2012/12期)、株主のオランダ の投資ファンドH.T.P. Investments B.V.社から、 32百万ユーロ(約41億75百万円)で取得する。

三桜工業は独立系の自動車部品メーカーで、海外展開を加速させており、2013年3月期の売上高は920億44百万円、自己資本は363億75百万円。

 日本の会社もいずれ、ハゲタカファンドが会社を所有するようになると思われるが、はげたかファンドは所詮、人様から金を集め、その金を投資、回収して初めて利益をもたらす事業会社であり、
投資先の会社の人たちなど中身はどうでもよく、投資先の株を高額で売り抜けることだけを死命としている。企業が、人の手から、守銭奴が実質経営する世の中に変わっていく。
すでに日本でも上場のボロ会社が、ハゲタカ達のおもちゃにされ、システム金融会社同様婆婆の引き抜き合戦として弄ばれ久しい。

[ 2013年8月22日 ]
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