首都圏の100平米超の分譲マンション大幅減少 販売戸数と価格推移
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首都圏の分譲マンションは、低金利政策と日銀による市場への資金タレ流し、および東日本大震災復興工事、20東京五輪決定により、労務費や資材価格が高騰して建築コストが大幅高、地価の大幅上昇ね加わり、分譲マンションの販売価格が上昇し続けている。
そうしたことから、今年(9月まで)の100㎡を超える分譲マンションが大きく減少しているにもかかわらず、平均販売価格は上昇し続けている。
一方で、開発業者は、客が購入しやすいようにマンション占有面積を小さくする動きが顕著となっている。
そうしたことから、最大の地価高騰地区である都区部での今年1~9月の100㎡超の分譲マンションの販売戸数は290戸で、全供給量の1.0%(2007年6.2%)にとどまっている。
ここ10年間で、都区部の最高価格は「フォレセーヌ赤坂丹後町」(販売年月2008年12月)の13億9,500万円、最大面積は「Brillia Mare 有明 TOWER&GARDEN」の610.81m2(10億5千万円、販売年月2007年12月)となっている。
以上、不動産研究所参考
首都圏の100㎡以上の分譲マンション推移
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平均価格/万円
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販売戸数
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2006年
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7,374
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3,575
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2007年
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8,558
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3,812
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2008年
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10,576
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1,855
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2009年
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8,225
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1,167
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2010年
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9,683
|
1,729
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2011年
|
9,079
|
945
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2012年
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11,441
|
677
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2013年
|
11,217
|
1,311
|
2014年
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10,084
|
786
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2015年
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15,350
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387
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・2015年は9月まで。不動産研究所版
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「フォレセーヌ赤坂丹後町」
[ 2015年12月 4日 ]
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