アイコン サムスンの牙城韓国で小米がスマホ販売 6900円

スポンサード リンク
 

韓国の電子商取引(EC)運営会社インターパークが、通信大手KTの流通子会社KT  M&Sと提携し、中国スマートフォン大手の小米科技(シャオミ)製スマートフォンの販売に乗り出したものの、わずか1日で中断した。この騒動は、 小米の絶大なパワーを端的に示している。

インターパークが、ホームページで小米製最新スマートフォン「Redmi(紅米)Note3」の販売を始めたのは4日午前9時。価格は6万9000ウォン(約6900円)だった。
5日午前には販売に関する報道資料をメディアに配布した。ポータルサイトでも主要ニュースとして扱われ、消費者の関心が集中した。だが5日午後7時ごろ、インターパークは突然販売を打ち切った。

インターパークの関係者は「両社が内部で検討すべき部分があり、やむを得ず販売を一時取りやめた」と説明。すでに購入した客には製品を発送し、できるだけ早く販売を再開できるようベストを尽くすと伝えた。

一方、KTの関係者は「子会社が加入者を増やそうと業務を推進したところ、あまりに大きな関心が集まり、負担を感じて中断したようだ。私たちが影響力を行使したのではない」と話した。
 だが、両社の事情に詳しい関係者は「先に販売を提案したのはKT M&Sの側で、インターパークもこれを了承して積極的にマーケティングを展開した。小米製品に対する消費者の関心が集中したことで、KT本社が負担を感じて子会社に販売中断を要請したと承知している」と明かす。

 韓国では、サムスン電子やLG電子などのメーカーとSKテレコム、KT、LGユープラスの通信3社が連携してスマートフォンを販売している。そのため、通信会社が中国製品を大量に販売すれば韓国メーカーとの関係が悪化しかねないという事情がある。
 ただ、小米製品の販売中断は一時しのぎに過ぎない。今回の騒動で韓国消費者の需要を十分確認できたため、今後、インターパーク以外の流通会社が大量に輸入して販売することも考えられる。
以上、韓国紙参照

 韓国市場に雪崩のように中国勢が押しかけており、低価格戦略により、サムスンの牙城を脅かしている。TVから洗濯機・冷蔵庫とこれまで世界で絶対的な地位を確立した家電王国韓国も危ういものになってきている。すでに液晶普及型TVでは中国勢にその座を奪われており、いつしかの日本の家電業界を見ているようだ。
 中国勢は、国内市場の不況から海外へ軸足を移しており、鉄鋼や石油製品もどこよりも安く、世界市場を奪う勢いとなっている。鉄鋼はすでに英国の産地が泣き、石油類は中近東でさえ、安く販売している。

 当然、その影響を一番受けているのは韓国であり、鉄鋼や石油類の輸出が大幅に減少している。中国製のスマホを含む家電製品は、最近急速に韓国市場に浸透している。やはり、韓国は不景気なのか、中国製が庶民の間で大量に売れているという。歴史が浅く、日本と異なり、物さえよければブランド志向はないようだ。それほど中国製は技術的にも進歩している。

0106_01.jpg

 

[ 2016年1月 6日 ]
スポンサード リンク
 

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 
JCNET注目記事!
中国「爆買い」の火は消えるか/ロイター(01/25 10:34) 2016:01:25:10:34:20
PR いま建設業界の求人が急増中、当サイトおすすめのワークポートが便利です。


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ