アイコン 日本のグローバル企業ブランド価値ランキング2016年 Best40

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ブランドコンサルティング大手の米インターブランドは17日、「日本企業のグローバルブランド価値ランキング2016年版」を発表した。
 財務分析やブランドが消費者に与える影響などの評価を基に価値を独自に換算している。
対象は、日本発のブランドで、分析可能な財務情報が公開され、日本以外での海外売上高比率が30%以上であることなどが条件となっている。
首位は8年連続でトヨタ自動車の「トヨタ」。「トヨタ」は490億ドル(約5兆6000億円)と前年より16%増えた。好調な業績などが背景にある。
海外売上高比率が30%以上になった三菱UFJフィナンシャル・グループの「MUFG」が6位と初めてランク入りした。

前年に比べブランド価値を最も大きく高めた「スバル」で、39%増の27億7600万ドルだった。
「マツダ」も36%増の18億9900万ドルと続いた。両ブランドは訴求点を徹底的に絞り込んだ戦略がうまくいっているとしている。
日本発ブランドの海外展開が加速するなか、インターブランド社は「日本的経営の強みを磨き続けた価値を海外で展開するブランドが伸びている」としている。
 海外市場の開拓が強まっており、今年から上位40位まで公表範囲を広げている。市場を反映し、好調な自動車関連と対照的にエレクトロニクス関連は苦戦している。

因みに2015年の世界ではアップルの170,276 $mとなっている。単一商品で競争を激しい世界、いつまで生き残るブランドか不明であり、インターブランド社の評価は現実の経営数値によるものとみなされる。

 

日本のグローバル企業のブランド価値
Japan’s Best Global Brands 2016 Best40
順位
ブランド
ブランド価値
前年比
2014
2016
2015
US$m
海外比率
1
1
トヨタ
49,048
16%
77.6%
2
2
ホンダ
22,975
6%
84.0%
3
3
キャノン
11,278
-4%
80.6%
4
5
日産
9,082
19%
83.7%
5
4
ソニー
7,702
-5%
72.8%
6
MUFG
6,980
40.4%
7
6
パナソニック
6,436
2%
52.1%
8
7
ユニクロ
5,493
13%
42.5%
9
9
レクサス(トヨタ)
3,340
1%
77.6%
10
8
ニンテンドー
2,977
-27%
75.4%
11
11
ブリヂストン
2,828
16%
81.1%
12
13
スバル
2,776
39%
77.3%
13
17
マツダ
1,899
36%
79.7%
14
14
スズキ
1,870
-1%
63.7%
15
12
コマツ
1,790
-17%
78.6%
16
15
資生堂
1,619
0%
53.0%
17
19
アシックス
1,254
0%
80.5%
18
20
リコー
1,231
1%
62.4%
19
23
ユニチャーム
1,175
19%
64.1%
20
21
ダイキン
1,140
-3%
74.0%
21
16
ニコン
1,095
-30%
85.7%
22
18
日立
1,087
-14%
46.6%
23
22
三菱電機
1,025
-7%
41.9%
24
24
シマノ
995
8%
90.0%
25
デンソー
929
58.9%
26
27
ヤクルト
911
19%
39.7%
27
25
野村證券
843
-4%
25.7%
28
29
ヤマハ
825
13%
83.5%
29
28
富士通
795
8%
39.6%
30
26
エプソン
746
-12%
74.6%
31
イスズ
720
63.7%
32
オリンパス
716
78.9%
33
キッコーマン
711
54.6%
34
クボタ
705
64.6%
35
三菱自動車
704
79.6%
36
30
コニカミノルタ
684
-3%
80.6%
37
マキタ
669
83.7%
38
味の素
650
56.5%
39
富士フイルム
641
58.8%
40
カシオ
624
68.6%
・ヤマハは、ヤマハ発動機とヤマハのブランド価値を合算値

 

[ 2016年2月18日 ]
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