アイコン 日本海で巨大津波の痕跡 高さ30m超 平安時代 山形・庄内砂丘

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地質学が専門の山形大学の山野井徹名誉教授の研究チームは、東北の日本海側、山形県鶴岡市湯野浜の庄内砂丘で、これまで知られていない高さ30メートルを超えるような巨大津波が起きていた可能性を示す痕跡が調査で新たに見つかったと発表した。

津波だとしたら県の想定の16メートルを大幅に超える高さとなり、専門家は「防災対策へつなげるため今後も総合的な研究が必要だ」と指摘している。

庄内砂丘の海岸から内陸に約1キロほど入った斜面にある泥の層に注目。泥の層は標高25メートルから37.9メートルの付近にあり、含まれていた植物から年代を測定したところ、西暦1000年代から1100年代前半、平安時代後期にできたと見られることがわかった。研究チームは津波によって低い所にあった近くの沼の泥が巻き上げられたと見ている。

山形県の想定では、津波の高さは最高で16.3メートルで、今回の痕跡が津波によるものだとしたら、想定を大きく上回ることになる。

今回の結果について、津波の研究を続けている東北大学の今村文彦教授は、痕跡の資料やデータは非常に貴重だ。ただ過去は断片的なデータや情報しかないので、防災対策につなげるために総合的な研究が必要だと指摘している。

以上、報道参照

 以前から、当地では巨大津波の痕跡は見つかっていたが、今回はそれをはるかに上回るものとなった。

 日本海側、特に福井県と新潟県は、陸も海も活断層だらけの地に、銭欲しさに原発銀座が形成させている。日本海沿岸の活断層F17~F54が日本海側の東北から京都北部まである。日本海の断層はほとんど調べられていないのが実情。

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[ 2017年3月22日 ]
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