アイコン 十八銀行・親和銀行合併延期の舞台裏での悲劇

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投稿者= 十八銀行を愛した地元企業元経営者

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十八銀行・森甲成専務、覚悟の飛び降り自殺という悲劇

去年、11月28日午前6時20分、十八銀行の森甲成(もりかつなり)専務(59歳)が長崎市金屋町の自宅マンションから飛び降り、出血多量で即死した。

訃報っを知らされた十八銀行の森拓二郎頭取は大いに嘆き悲しみ「もっともっと話を聞いてやればよかった。実に残念だ」と周囲に漏らしたという。

さて、十八銀行は年が明けて4月になったらライバルの親和銀行と合併統合の段取りになっていた。

自殺した森専務は親和・十八統合の十八側の担当重役であった。すなわち合併統合の要的人物だったのである。

福岡フィナンシャルグループ(FFG)との交渉、全てがこの人の両肩に重く重くのしかかっていた。

かくして、今年4月の合併統合は来年10月にとりあえず持ち越され、十八銀行は今年10月までにFFGの傘下に入り、それから1年後の来年10月、同じくFFG傘下の親和銀行と合併統合される予定らしい。

「雨降って地固まる」の格言に準えるならば、親和にも森専務と相応の人物に人身御供になってもらうべきではないか、と十八プロパーは嘆くのである。

ちなみに十八の両森ともども九大卒の十八たたきあげのプロパーである。

毎日毎日数字と人から集めてきた金ばかりに囲まれて、とうとう人間性まで喪失した血も涙もない人間たち。

死をもって大罪を償うべきはFFG、あるいは親和の中にうじゃうじゃいる。

融資先に対するあこぎな取り立て、あげくは乗っ取りまでやらかして平然としているバンクマンたち。

自殺という行為でしか抗議できなかった森専務、自殺が人間だけにできる最後の手段であったと思うと、あまりにも悲し過ぎる死であった。

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[ 2017年4月 7日 ]

 

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