9.8億円着服 三菱食品子会社「ファインライフ」の役員
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食料品卸で圧倒的首位の三菱食品は21日、子会社「ファインライフ」の元執行役員が2004年から15年にかけて、取引先からの請求書を偽造する手口で計9億8000万円を着服していたと発表した。
三菱食品は昨年12月に元執行役員を解任しており、今後、刑事告訴する方針。
2016年11月の国税の税務調査で着服が発覚した。
元執行役員は社内調査に対し、着服の事実を認めているという。
三菱食品は詳しい着服の手口や金の使い道、なぜ10年以上発覚しなかったかなどについては、「今後、告訴するので詳しく説明できない」としている。
三菱食品は三菱商事の子会社で、コンビニやスーパーなどに食品を卸している。ファインライフは食料品の原材料の卸売りを手がけている。
以上、同社リリースなど参照
税務署の調査で発覚するとは、同社の内部牽制制度はこれまでまったく機能していなかったことを意味する。経営者たちの怠慢でしかない。
<三菱食品の業績>
連結/百万円
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2014年3月期
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2016年3月期
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売上高
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2,388,226
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2,383,064
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営業利益
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15,684
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16,888
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経常利益
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17,172
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18,217
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当期利益
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9,657
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12,492
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[ 2017年4月22日 ]
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