ＬＩＮＥは6月までの今期中間決算を発表した。

ネット通信業界について同社は、2016年度通期国内携帯電話端末の総出荷台数は、前年同期比▲3.0％減の3,606万台、総出荷台数に占めるスマホ出荷台数比率は前年比3.6％増の81.6％となった。

全体の出荷台数はやや頭打ちが見られるものの、フィーチャーフォンからの乗り換えに伴うスマホの普及拡大や、SIMフリースマホの台頭等もあり、スマホ契約数は2018年度には、1億件に達する見込みとなり、引き続きモバイルインターネット市場を牽引している（出典：株式会社MM総研 2016年度通期国内携帯電話端末出荷予測及び2016年度国内携帯電話端末出荷概況、引用）。

同社の当2Ｑの売上高は、スタンプなどのコミュニケーションは３．７％増にとどまっているが、企業からの広告の売上高は大幅に伸張している。ただ、漫画や占いなどのコンテンツは２桁減になっており、利用者がシビアになっているものと見られる。