アイコン 「ソフトパワー30」ランキング 日本6位 仏が首位に 米3位に陥落

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英広報会社のポートランド・コミュニケーションズは18日、国別に文化や外交で国際的な影響力をはかる「ソフトパワー30」のランキングを発表した。
フランスが昨年の米国に代わって5位から首位に躍り出た。
米国は3位に陥落、日本は6位に入り、2015年8位、2016年は7位と順位を上げてきている。欧州連合(EU)からの離脱を決めた英国は2位に入った。

ソフトパワーは、米国の政治家学者ジョセフ・ナイ氏が提唱した考え方で、力ではなく政治的、文化的価値や外交政策を組み合わせて国際的な影響力を評価している。

フランスは、マクロン大統領の選挙での圧勝や圧倒的な外交力が評価され、前年の5位から1位に浮上。相次ぐテロもフランス観光を妨げる要因にはならず、グルメや芸術でも高い点数を獲得した。

ランキングは、世界25ヶ国で政府、文化、外交政策、企業、教育、デジタル活動などをテーマに実施された世論調査に基づいている。

世論調査が行われたのは、トランプ大統領がパリ協定からの離脱を表明する前だった。しかし「トランプ大統領の『アメリカ第一』主義は海外では評判が悪く、NATOでも同盟国を遠ざけ、世界とのつながりにダメージを与えている」と報告書は解説している。
「トランプ大統領の台頭は、米国のソフトパワーに対する脅威と見なされる」と指摘した。

日本は、相対的に政治と教育に課題を残していると評価されている。

 

2017年版 ソフトパワー30
英ポートランド・コミュニティ
順位
カントリー
スコア
1
フランス
75.75
2
イギリス
75.72
3
アメリカ
75.02
4
ドイツ
73.37
5
カナダ
72.90
6
日本
71.66
7
スイス
70.45
8
オーストラリア
70.15
9
スウェーデン
69.32
10
オランダ
67.89
11
デンマーク
65.48
12
ノルウェー
65.20
13
イタリー
64.70
14
オーストリア
63.75
15
スペイン
63.57
16
ベルギー
62.80
17
フィンランド
62.37
18
ニュージーランド
61.96
19
アイルランド
60.62
20
シンガポール
58.55
21
韓国
58.40
22
ポルガル
54.43
23
ギリシャ
52.17
24
ポーランド
51.27
25
中国
50.50
26
ロシア
49.60
27
チェコ
18.73
28
ハンガリー
48.16
29
ブラジル
47.41
30
トルコ
45.35
審査項目
 
Digital
 
 
Enterprise
 
 
Education
 
 
Culture
 
 
Engagement
 
 
Government
 
 
Polling
 
 

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[ 2017年7月20日 ]

 

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