アイコン 米独自の北朝鮮関係者の制裁 ロシアからの輸出急増

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米財務省は22日、北朝鮮の核兵器開発の支援などをしたとして、中国やロシアなどの16の企業・個人に対する独自の金融制裁を発表した。
米政府による対北朝鮮制裁としては最大規模。
トランプ政権は北朝鮮への圧力を強めており、北朝鮮最大の外貨獲得源となっている石炭輸出や労働者派遣にかかわる企業を新たに制裁対象とした。

米政府関係者によると、日本政府にも今回の制裁に同調するよう要請。日本側は一部について、同様の制裁を取ることを決め、米側に伝えている。
中国と経済的な結びつきが強い日本にも対象を広げることで、北朝鮮による核・ミサイル開発の資金源を断つための効果的な対北朝鮮「包囲網」をつくりたい考え。

米財務省によると、今回の制裁は、
① 石炭や原油などのエネルギー取引
② 海外への労働者派遣
③ 北朝鮮の大量破壊兵器に関わる企業・個人
が対象。

内容は、2016年までの3年間に北朝鮮から5億ドル(約550億円)相当の石炭を輸入した中国企業3社、
北朝鮮にガソリンなどの石油製品を販売したロシア人3人、
シンガポールの企業2社。
また、国連安保理決議で禁じられている銅像の建設のため、アフリカ南部のナミビアに労働者を派遣したとして、ナミビアにある北朝鮮の団体も制裁対象に加えた。

<ロシアと北朝鮮>
ロシアへは、北朝鮮から大量の労働者が送り込まれている。
ロシア連邦税関局の統計によると、今年1~6月にロシアから北朝鮮に輸出された石油製品は、約4304トン、金額ベースで約240万ドル(約2億6千万円)相当だった。
昨年1~6月はそれぞれ2171トン、98万ドルで、ほぼ倍増している。
北朝鮮への融和姿勢を取るロシアは、特に輸出入など経済分野の対北制裁強化に反発してきた。結果、先般の国連制裁強化でも石油製品の輸出は禁じられなかった。米国で独自に制裁しているもの。
石油類のロシアからの輸出量は、年間20万~30万トンに達しているとのロシア研究家の分析もある。国家間で見れば北朝鮮人の労賃と石油類の売却代は相殺できる。

こうした増加は、中国政府が石油類の輸出をストップする可能性を示唆しており、ロシアからの輸入が増加しているものと見られる。制裁によりリスクが高まれば、その分利益も大きくなり、いかがわしい企業の参入が増加している。ロシアと北朝鮮も国境を接しており、中国の守銭奴も絡み中国経由もあるとされている。
ロシアでは、北朝鮮の貨客船「万景峰号」も今年5月からウラジオストック間の定期航路で就航している。何が運び込まれているのやら・・・。ロシアにも朝鮮族が居住している。
プーチンのロシアは、ウクライナ問題で米国から強力な経済制裁を受けており、米トランプとの関係が悪化すれば、中国を誘って、国連での北朝鮮貿易制裁についても独自路線を取る可能性が高い。プーチンは現在トランプの出方を見ており、これまでのところ国連でも北朝鮮政策では、一定、米国に同調している。
 

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[ 2017年8月23日 ]

 

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