アイコン 北朝鮮 新たな核実験坑道 ミサイル発射も  強襲揚陸艦ワスプ佐世保配備へ

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<新たな核実験用坑道>
韓国の情報機関・国家情報院(国情院)は4日、国会情報委員会の緊急会合で、北朝鮮が3日に6回目の核実験を実施した北東部の咸鏡北道・豊渓里にある核実験場について、3番坑道が完成し、4番坑道が建設中であるとして、さらなる核実験はいつでも可能だと報告した。

国情院は、北朝鮮が9月9日の建国記念日や10月10日の朝鮮労働党創建記念日に合わせて緊張状態を作り、体制の結束を図ろうとするものとみられるとし、追加の核による挑発の兆候を綿密にチェックしていくとしている。
また、豊渓里の核実験場について、標高2200メートルの万塔山にあり、坑道は全て開発されたとした上で「1番坑道は、(2006年10月の)1回目の核実験後に閉鎖され、2番坑道で2~(9月3日の)6回目の核実験を実施、3、4番坑道が準備されているため、いつでも核実験が可能だとみていると説明した。

<ミサイル発射の兆候>
韓国国防部(省)は4日、「北朝鮮が、大陸間弾道弾(ICBM)級のミサイルを発射する可能性がある」と発表した。「北朝鮮の弾道ミサイル発射準備の動きを引き続き確認している。」しかし、「地上あるいは海域での直接挑発の兆候や特異動向は未確認」とも報告している。

<ベルリン宣言しばらく放棄へ>
韓国国防部の宋永武長官(元海軍大将)は4日、「米国に対し、空母打撃群や原子力潜水艦など、定例的な拡大抑止手段の配備を要求した」と語った。
また、「3日の(文在寅が主宰する)国家安全保障会議(NSC)では、ベルリン宣言(対話による解決)よりも、軍事的対峙の強化の方向で意見がまとまった」とも発言した。

別に、韓国駐留米軍に対し、戦術核の配備要請も検討されている模様(戦術核は射程500キロ以内、爆発規模は規定されていない)。

<米軍の動き>
米国は、北朝鮮に圧力をかけながらも自由にさせており、攻撃の正統性の国際承認を取り付け、その後、直接攻撃または米韓合同による軍事行動に動くようなこれまでの動きのようだ。

ロナルド・レーガン空母打撃艦隊の一員であるイージス艦(=ミサイル駆逐艦)2隻をダメにした米太平洋軍、変わって米軍は、巨大強襲揚陸艦ワスプ(4万1千トン、F35B6機、ヘリ32機搭載)を佐世保港に向かわせている。

空母2隻の打撃艦隊の動きには、今後、米国の嘘情報に惑わされず、特に注意が必要だろう。
(空母はロナルド・レーガンとカール・ビンソン)、ワスプは目的が異なるが、空母に匹敵する。
米領グアムに駐留する音速巨大戦略爆撃機BIBは朝鮮半島まで2Hで飛来する。

岩国基地のF35Bは垂直離発着ができる優れものだが、飛行距離や搭載ミサイル等の量が通常滑走のF35Aより大きく劣り、朝鮮半島には不向き。

北朝鮮は、駒を出し過ぎ、血迷ってしまったようだ。

<↓ 動き回る基地の超大型強襲揚陸艦ワスプ 佐世保を母港に(米海軍)>
当然、艦隊を引き連れている。

超大型強襲揚陸艦ワスプ

ワスプ (強襲揚陸艦)/海軍
トン数
41000トン(満載排水トン)
母港
バージニア州ノーフォーク⇒佐世保
大きさ
長さ:257m、幅32m
兵装
シースパロー艦対空ミサイル8連装発射機x2基
RAM艦対空ミサイル21連装発射機x2基
20mm ファランクスCIWSx2基
Mk 38 25 mm 機関砲x3門
12.7mm重機関銃x数丁
艦載機
標準的編成
ヘリコプターx35機
F35-B、6機
 

[ 2017年9月 5日 ]
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