アイコン 大幅に伸びる中国新エネ車販売推移

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中国の新エネ車(EV+PHV+FCV)販売推移は、2014年には74千台に過ぎなかった新エネ車の販売台数は、2017年には70万台を超えると見られ、10倍に拡大している。
大気汚染の環境問題があるが、車両の環境規制は厳しく、多くの原因は石炭燃焼にある。鉄鋼生産量の拡大は続き、生産コストが跳ね上がる触媒装置つき生産設備導入の遅れが最大の原因。こうした生産設備の問題は石油コンビナートにも共通したことで、掘削および生産基地のウイグル地区の環境汚染は深刻で、偏西風に乗り、中国中を汚染しまくっている。
自動車の新エネ車の導入はそれなりの効果は確実にあるが、年間2800万台販売される自動車市場にあり、老朽化車両などの廃棄が先決と見られる。

世界市場に対する自動車の販売戦略と環境汚染対策に対する世界へのプロパガンダに利用している面が大きい。

日本勢は、政府が有頂天にさせFCV開発に乗ったトヨタとホンダがEV開発に後れを取り、乗らなかった日産と三菱自がEV開発で大きく先行している。

 

中国 新エネルギー車販売台数推移
 
新エネルギー車
うちEV
うちPHV
 
台数
前年比
台数
前年比
台数
前年比
2014年
74,763
323.8%
 
 
 
 
2015年
331,092
4.4倍
247,482
 
83,610
 
2016年
507,000
53.0%
409,000
65.1%
98,000
17.1%

 

中国 2017年の月別 新エネ車販売推移
 
新エネ車
うちEV
うちPHV
販売台数
前年比
販売台数
前年比
販売台数
前年比
1
6,889
-74.4%
4,978
-67.8%
704
-89.5%
2
17,596
30.3%
13,919
49.5%
3,677
-12.4%
3
31,120
35.6%
25,342
43.3%
5,778
9.6%
4
34,361
7.9%
28,570
19.4%
5,791
-26.8%
5
45,000
28.4%
39,000
49.0%
7,000
-28.3%
6
59,000
33.0%
48,000
41.4%
11,000
5.3%
7
56,000
55.2%
45,000
70.2%
12,000
16.3%
8
68,000
76.3%
56,000
95.5%
12,000
21.6%
9
78,000
79.1%
64,000
83.4%
14,000
61.9%
10
91,000
106.7%
77,000
95.8%
14,000
194.0%
11
119,000
83.0%
102,000
74.9%
17,000
154.0%
合計
605,966
 
503,809
 
102,950
 
・1月は、年末メーカーの販売不正が発覚、当局の検査で出荷できず。
・購入高額補助金制度、優先ナンバープレート取得制度、大気汚染規制除外車
・出典:中国汽車工業会・なマークラインズ発表資料より作成

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[ 2017年12月13日 ]

 

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