アイコン 霧島連山新燃岳 爆発的噴火断続的に続く

 

 

気象庁によると、霧島連山の新燃岳では今月1日から噴火が続いていて、空振=空気の振動を伴う爆発的な噴火が、6日は18回、7日は16回起きるなど、噴火活動が活発化している。

一連の噴火では、これまでに、大きな噴石が火口から最大700メートルまで飛び、噴煙が、最大3000メートルに達したのが確認されているという。
まだ、過去の溶岩が冷えて固まった岩石が火口を塞いでおり、そうした火口の岩石の蓋を吹き飛ばす爆発的噴火も今後心配されている。

監視カメラによる観測などでは、火口内の広い範囲に溶岩が盛り上がっているのが確認されているほか、火山ガスの二酸化硫黄の放出量も多くなり、7日の調査では、3万4000トンと今月2日の15倍に急増している。

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国土地理院の調査では、新燃岳の火口内では、昨年10月には新しい溶岩は見られなかったが、平成23年以来となる爆発的な噴火が発生した3月6日の午後11時半ごろには、新しい溶岩が出て、直径約450メートルに広がり、7日の午後1時ごろには直径約550メートルに達したという。国土地理院は、一連の噴火活動で、火口内で溶岩が急速に拡大したと見ている。
このまま拡大し続ければ、火口から溢れ出し、火砕流が発生する危険性もある。

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[ 2018年3月 8日 ]

 

 

 

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