アイコン 米朝会談・金もトランプもカケ 失敗すれば米政権の最後通牒にもなる

 

 

以前、北朝鮮に対して核廃止にはどれほどの金額を要求するのかと問われ、何兆円も要求したという。
北朝鮮が、核を廃止し、日本の拉致被害者を日本へ帰還させてくれれば、外野席が何といおうと関係ないことだ。外野席も何か言わなければ銭にもならない。
北朝鮮にしても折り合いの付く銭が欲しいだろう。これは国際社会が妥当な価格で折り合いを付ければよい。
旨くいかなかったとしても、元に戻るだけだ。米朝会談に望みを持つしかない。ただ、今回の会談が決裂した場合、その瞬間から、米トランプ政権の北朝鮮金正恩委員長に対する最後通告も意味しよう。

米国と北朝鮮が首脳会談の開催で合意したことについて、専門家らは、北朝鮮が外交経験の浅いトランプ米大統領に勝利した形であり、北朝鮮側には核兵器を手放す意思はないと指摘しているとAFPが次のとおり報じている。
トランプ大統領は、金正恩朝鮮労働党委員長との会談を歓迎し、非核化に向けた「大いなる進歩」だとの見解を示している。
しかし、専門家らは、これほどまで早い段階で対話開始に合意したことにより、対価として意味のある譲歩を引き出さないまま、北朝鮮側が切望する状況が生まれると警告している。

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米ミドルバリー国際学研究所の軍縮専門家、ジェフリー・ルイス氏は、「北朝鮮は20年以上にわたり米国大統領との首脳会談を目指してきた」と指摘。北朝鮮にとって米朝首脳会談は「まさに対外政策における最大の目標」だと述べた。
ルイス氏はツイッターに、米朝対話は必要だが、金委員長は「北朝鮮の兵器を差し出すために」会談を求めているわけではないと投稿。さらに「金がトランプを招いているのは、自身の核・ミサイル能力への投資により、米国が彼を対等に扱わざるを得なくなったことを示すためだ」とした。

歴代の米大統領が在任中に平壌を訪れたことはなく、北朝鮮側指導者との会談も前例はない。トランプ政権では突然の方針転換も珍しくないが、韓国・延世大学のジョン・ドルーリー氏は、首脳会談が実現すれば歴史的な出来事となることは間違いなく、軽視すべきではないと語る。
ドルーリー氏は「(北朝鮮と)相対するのは、とても大変なこと」だとした上で、「これは始まりであり、全面的な解決ではない。しかし、非常に良いスタートだ」と述べた。

専門家らは、北朝鮮政府が、首脳会談を提案した要因として、同国に対する経済制裁強化の影響が現れようとしていることや、トランプ政権が繰り返し軍事行動を警告していることを挙げている。
 北朝鮮情勢に関するコンサルティングを提供する企業「朝鮮リスクグループ」のアンドレイ・ランコフ氏は、北朝鮮は、最大の貿易相手国である中国から過去に類のない「実に厳しい制裁」を科されていると説明。北朝鮮経済は1年以内に「崩壊を始める」見通しだとしている。

さらにランコフ氏は、「より重要な要因は、米国が軍事行動を起こす可能性への懸念だ」とし、「北朝鮮は撃たれることを望んでいない」と述べた。だが、一方で、北朝鮮政府は、できる限り時間稼ぎをするとも指摘。同国は「非核化について多くを口にするだろうが、核兵器を差し出すつもりなどない」との見方を示した。

トランプ氏の会談合意は「大ばくち」
オバマ前米政権で国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長を務めたエバン・メデイロス氏は、トランプ大統領が突如として金委員長との会談を決断したことは、「戦略上の大ばくち」だと述べている。
 メデイロス氏は、金委員長に核兵器を放棄する意思があるという明確な情報はないとし、北朝鮮は従来、狡猾に各国を出し抜いてきたと指摘。その上で、「金は、おそらく、世界最高の交渉人を自称するトランプの虚栄心や、対話を通じた北朝鮮和平を望む文在寅韓国大統領の熱意を利用し、会談を実現させるだろう」と述べた。

ソウル駐在大使の空席が1年余り続くなど、現在のホワイトハウスは、地域をめぐる専門的知見を欠いており、ごく初歩的な外交基盤すらないままに首脳会談に臨むことになる。

メデイロス氏は、「トランプが、いくら交渉術に自信を持っていても、政権には、あれほど狡猾な相手と複雑なやり取りをこなした経験の持ち主がほとんどいない」と語った。
以上、AFP参照

金正恩は34歳、鼻血作戦で斬首作戦でも実行しなければ、このままだと北朝鮮は金正恩白頭王朝体制が後40年以上も続く。金が狡猾だろうと何だろうと、チャンスがある時に、どうにかしなければどうにもならない現実がある。
今回の米朝会談が失敗すれば、米トランプ政権は、国際世論に対しても、鼻血作戦や全面攻撃の正当性を主張できるものになる。
米トランプに対して、金正恩の引き延ばし作戦など通用するものでもなかろう。
期待して、裏切られれば、攻撃しか残っていない。アメリカは直接脅威となっている北朝鮮の核とICBM、アメリカ人の過半数が北朝鮮を脅威だと表明している。中国・韓国・日本など最終的には関係ないことだ。
 

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[ 2018年3月10日 ]

 

 

 

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