アイコン 北朝鮮の非核化プロセスに米関与か

 

 

韓国政府が進める北朝鮮の非核化に至るプロセスづくりに、米政府も関与していると、ワシントンの外交筋や米政府関係者が明らかにしたと報道されている。

行程表には、米国と北朝鮮の対話の前提条件として「核・ミサイル開発の凍結」が最初の目標として盛り込まれたという。

行程表では、北朝鮮が核・ミサイル開発を中止する意思を米側に伝えることを求めている。金正恩朝鮮労働党委員長は5日に会談した韓国大統領府の鄭義溶国家安保室長と「対話が続く間、北朝鮮は、追加の核実験や弾道ミサイル試射を行わない」ことで合意した。

鄭氏らは8日にワシントンでマクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当/陸軍中将)らと会談して北朝鮮側の意向を伝える見通し。

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一方、韓国政府関係者は北朝鮮との合意について「発表内容以外、米国にはまだ伝えていない」と語った。
韓国は、非核化は米朝が最終的に解決する問題と位置づけると共に、南北首脳会談の実現に強い意欲を示してきた。
韓国主導のプロセスが今後の非核化の過程にどう影響するかは不透明。
以上、朝日新聞(=米国のCNN)

もしも、米関与が事実ならば、米トランプが、韓国側に対し、平昌五輪での南北会談の成果を要求していたとされ、文政権もその間、しきりに米トランプの協力がなければ、会談は実施できないものだったと公表していた。
も一つは、年末から急浮上していた鼻血作戦(限定攻撃論)が、1月はじめの金正恩の平昌五輪参加表明と前後して段々しょぼんでいった経過も頷ける。

こうしたことが事実ならば、コロコロ変わる米トランプへの追随主義の日本は、米国様に置いてけぼりにされた可能性が大となる。ただ、日本は、今後の政策の最終目標を控え、脅威に対する強硬論を突っ走る必要性もあるのだが。

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[ 2018年3月 8日 ]

 

 

 

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