アイコン オリンピック効果ほとんどなし/2月 韓国観光客数▲16.1%減 

 

 

韓国の法務部が発表した2月の韓国への訪韓客数は、大成功(自称)と発表されている平昌冬季五輪の効果は限定的で、前年同月比▲16.1%減の107万7,903人だった。南北朝鮮合同チームのオリンピックを機会に中国が観光制裁を解除するのではと見られたが、団体旅行の解除を惜しみ制裁を続けており、前年比で▲40.2%減がオリンピック訪韓効果を食ってしまった。
中国に冬季五輪の有力選手がいなかったことも制裁外の個人客の訪韓に影響している。

なお、前月との比較では春節(中国・昨年1月28日~7日間、今年は2月15日~6日間休暇)の影響もあり、単純比較はできないが、1月に比較し訪韓者数全体では10.2%増となった。中国からも前月比13.8%増の36万7,017人となっている。

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平昌五輪には冬季大会で過去最多となる92ヶ国・地域の選手が出場したが、韓国と北朝鮮を除いた90ヶ国・地域から2月に韓国を訪問した外国人の数は100万7,670人で全体の93.5%を占め、前月比では9.7%増加した。

韓国を除いた国別のメダルランキング上位10ヶ国からの入国者数は、
日本が17万0,543人
米国が7万6,796人
カナダが1万6,682人、
ドイツが9,705人、
フランスが7,397人、
オランダが3,949人、
スイスが2,428人、
スウェーデンが1,928人、
ノルウェーが1,803人、
オーストリアが1,731人
となった。
(オリンピック選手団・コーチや監督など関係者・報道陣も含む)

ただ日本人の入国者数は、前年同月比▲8.8%減。そのほかの9ヶ国からの入国者数は前年同月比ですべて増加した。

3月は昨年、中国からTHAAD配備による観光制裁が本格開始された月、昨年3月以降、前年比でこれまで大幅な訪韓客数減となっていたが、今後はプラスになり、気持ちも晴れることだろう。

ただ、韓国政権は、左派の全閣僚が北朝鮮に前のめりになり、また積弊清算にエネルギーを消耗させており、前向きな大掛かりな経済対策を打ち出さない限り、韓流モノだけでは観光も持たなくなる可能性が高い。
今回の米国の貿易制裁でも大きな打撃を受け、その経済対策が急務となる。

<中国の観光制裁はいつまで続く>
文政権が、中国に対して制裁解除のため国家主権放棄まで表明するなどしたものの、中国側は文政権に対して、(韓国政権が)言ったことの結果で判断する「言必言、行必果」と言い、実質、何の解除も引き出せなかった。

眼下、南北首脳会談・米朝首脳会談により北の核廃絶が旨く運び、文政権が米トランプにTHAADの撤収を要請し、米軍が撤収させた場合のみ、全面解除されるものと見られる。
(北はこれまでどおり米韓日に対して核廃棄をチラつかせながら長期に弄ぶ可能性もある)
ただ、中国自身が、北朝鮮の核を脅威だとしていたら、米朝で核廃絶合意でもあれば、制裁が幾分緩和される可能性はある。

今回の米朝会談合意だけでは、米トランプの鉄鋼・アルミに対する232条関税賦課と中国の韓国に対する貿易(観光・文化・ロッテ)制裁は何も変わらない。
 

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[ 2018年3月13日 ]

 

 

 

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