上場したばかりのgumi 希望退職100名募集
同社は、ブラウザゲームからネイティブアプリゲームへと事業転換中、平成27年4月期第3四半期 累計において、ブラウザゲーム売上高は9.3%まで低下しており、ブラウザゲームの開発要員をネイティブアプリゲーム開発要員に育てるべく研修など行って きたが、一部配置転換など遅れており、この際、希望退職を募集すると発表した。
希望退職者の募集の概要
1)対象会社:株式会社gumiおよび株式会社gumi West
2)対象者:全社員
3)募集人数:100名程度 (単独で260人、連結で840人)
4)募集期間:平成27年3月30日から平成27年4月17日まで
5)退職日:平成27年4月30日
6)優遇措置:本制度に応じて退職する従業員は会社都合の退職として扱い、特別退職金を支給する。また希望者には再就職支援会社を通じた再就職支援を行う。
以上、
早い話が、2013年ヒットしたブラウザゲーム「ドラゴンジェネシス」や「幻獣姫」に関する資産を(株)マイネット(株)に、希望退職を募ると同時に売り払うことを発表しており、ブラウザゲーム製作部門は用済みということだろう。(今期利益予想0としており、上場したばかりであり、売却益で利益を計上しようと思ったのだろうか)
よく東証一部にいきなり上場できたものだ。東証一部の敷居はいまや低いどころか薄っぺらなものになっている。同社が株主から集めた累計金額は176億円。
3月19日のリリース:
韓国における一部報道において、当社の韓国子会社gumi Koreaの役員による数十億ウォン(億円)規模の横領がなされた可能性があるとの報道がございました。
本件に関しては、子会社役員ではなく子会社従業員による関与の疑いが強く、また疑わしき金額は、現時点においては数千万円程度と見込まれ、現在社内調査チームを組成しその事実確認を進めております。
としていた。脇もまだ甘そうだ。
これまで主流の「Webアプリ」は、演算処理をネットワーク上のサーバーで行うタイプのアプリケーションのこと。「Webアプリ」では端末はもっぱら入出力のみを行う。
一方、「ネイティブアプリ」の場合は、端末内部の処理装置で演算処理を行う。「Webアプリ」の利用にはインターネットに接続できるネットワーク環境が必要となるが、「ネイティブアプリ」は必ずしもネットワーク環境を必要としない。通信にかかる時間の遅延も決定的に異なる。
Gumi 上場2014/12/18
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連結/百万円
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13年4月期
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14年4月期
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15/4期予
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売上高
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5,515
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11,192
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26,500
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営業利益
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-1,138
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-102
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-400
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経常利益
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-1,188
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-168
|
-600
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当期利益
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-1,343
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-184
|
0
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総資産
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2,874
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5,531
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23,619
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自己資本
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1,660
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3,405
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16,252
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資本金
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1,368
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2,316
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8,840
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有利子負債
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800
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800
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自己資本率
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57.8%
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61.6%
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15/4期予想は3月6日現在、15/4期予の総資産以下はQ3実績
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