アイコン 千代田化工建設と三菱商事、新ボホール空港建設受注

 千代田化工建設と三菱商事は、フィリピンの新ボホール空港建設及び持続可能型環境保全事業を受注したと発表した。

 1.顧客名:フィリピン共和国運輸通信省
 2.建設地:フィリピン共和国 ボホール州 パングラオ島
 3.契約内容:新ボホール空港建設及び持続可能型環境保全事業
 4.契約金額:約110億円
 5.遂行形態:千代田化工および三菱商事からなるジョイントベンチャー

6.プロジェクト概要:
本事業は、フィリピン中部ボホール州都タグビララン市にある現空港に代えて、対岸のパングラ
オ島に国際基準を満たした安全で、かつ、将来の旅客増に対応可能な新空港を国際協力機構(JICA)による円借款事業として建設するもの。

 フィリピンは7,000余りの島々からなる島嶼国であり、航空輸送が重要な移動手段となっている。
近年、同国の旅客輸送量は大幅な伸びを示しており、ボホール島の現空港も航空需要が急激に増加している。今後も旅客数の伸びが期待されているものの、現空港の拡張は、環境社会面の問題等から困難な状況であることから、新空港の建設を行うもの。

 新空港の建設には、2000mの滑走路、年間100万人の旅客に対応可能なターミナルビル及び空港特殊設備を含み、また、持続可能型環境保全事業として、「エコ・エアポート」のコンセプトの下、日本の優れた技術を活用して、太陽光発電システムの配備や、海洋汚染を防止するための濁水流出防止フィルターの設置を行う。

 千代田化工と三菱商事が共同遂行する空港建設案件としては、現在建設中のモンゴル・新ウランバートル国際空港に続き2件目。

 千代田化工の空港関連実績としては、上記空港建設の他、東京国際(羽田)空港、成田国際空港をはじめとする国内主要空港のハイドラント給油設備、サウジアラビア王国リヤド国際空港や同ダンマン国際空港のユーティリティー設備一式等、豊富な実績を有している。

 三菱商事は、今までモンゴル、フィリピン、インドネシア、ウズベキスタン等での空港建設に携わっている。
以上、
フィリピンでは日本が協力した施設が、隣国が協力した看板に変更される可能性がある。

日本でこれくらいの空港を新設しようとすれば1000億円は下らない。日本ではバブル時代、国会議員たちが寄って集って日本中を空港だらけにしてきた。今や太陽光発電の大規模施設に変身させた空港や草ぼうぼうの空港も多い。また手を変え品を変え同じことを全国でやっている。

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[ 2015年3月20日 ]
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