アイコン 国交省2月の建設統計 建設出来高は▲2.1%減 手持ち工事高は12.5%増

2月 建設出来高統計
 
/億円
前年比
2月の出来高総計
45,103
-2.1
 
 
 
民間
23,829
-4.0
 うち建築
19,097
-7.2
    うち居住用
12,096
-12.1
    うち非居住用
7,000
2.7
 うち土木
4,732
11.2
 
 
 
公共
21,274
0.2
 うち建築
3,321
20.9
    うち居住用
584
12.0
    うち非居住用
2,737
23.0
 うち土木
17,953
-2.9
 
 
 
地域別出来高
北海道
1,535
-12.5
東北
5,909
8.1
関東
15,206
-0.7
北陸
2,160
-9.5
中部
5,339
-2.5
近畿
5,841
-0.2
中国
2,552
-3.8
四国
1,385
-3.4
九州・沖縄
5,176
-9.7

建設工事の手持ち工事残高は、近年最大の昨年11月の29兆5千億円から、今年2月は26兆円まで減少している。ただ、官庁工事の予算執行は夏以降に集中すること、及び土木工事やマンション工事などが年度末までに完了することから大幅減少、例年10月頃が手持ち工事残高が一番多くなるという季節変動が大きい。2月の前年比での手持ち工事残高は12.5%ほど増加している。公共投資のタレ流しが続いており、こうした増勢が2013年始めから続いている。

[ 2015年4月21日 ]
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