アイコン 米軍 ISとシリア政府軍と戦う組織に武器供与 グチャグチャのスパイラル

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アメリカ軍は、内戦が続くシリアで過激派組織IS=イスラム国やシリア政府軍と戦う武装勢力に対し、航空機から投下する形で武器供与を始めた。シリア反政府勢力の自由シリア軍への支援を強化する。

アメリカ国防総省は12日、アメリカ軍が率いる有志連合が11日にシリア北部で、ISとシリア政府軍と戦う武装勢力に航空機から投下する形で武器の供与を始めたことを明らかにした。

国防総省は「武器を供与した相手は、アメリカが適切に審査した組織だ」とする一方、自由シリア軍内の具体的な武装勢力の名前などについては「作戦の安全上公表できない」としている。

これについてロイター通信は、武器を受け取ったのは、シリア北部でクルド人勢力と共にISと戦うシリア反政府勢力だと伝えている。

アメリカは、これまでISの壊滅を目指し、またシリア政府軍の壊滅を睨み、シリア国内のISの支配地域で空爆を強めるとともに、空爆と連携して地上で戦うシリア人反政府部隊を育成するため、シリアの周辺の国で訓練する計画を進めてきた。
しかし、シリア政府軍やISと戦う兵士募集で人が集まらず、先週、シリア国内の反政府勢力に直接武器の供与を行うよう方針を転換していた。
以上、
 日本も含めた報道では、アメリカ軍などにつき、IS攻撃と掲載しているが、IS攻撃だけではなく、シリア政府軍攻撃でもある。もともとイラクを平定、シリア政権を打倒すべく自由シリア軍を育て武器を大量供与して軍事介入した。ところが、イラクは平定どころかIS台頭で手がつけられなくなり、米国が敵対するイランにイラクの軍事介入を依頼する有様となっている。

アメリカは、武器と金は供与し空爆も行うが、犠牲者が出る地上兵はもう出さないとイラクから撤退した。
アメリカは、反米姿勢で気分が悪いシリア政権を打倒しようと、反政府組織の自由シリア軍に大量に武器を供与し、シリア政府軍を駆逐にさせようとしたが長引き、その間、ISにイラク第2の都市モスルを占領され、空前絶後の武器弾薬庫を無傷で奪われたことでISが急拡大、もうグチャグチャに。

アメリカは、シリア政権どころかイラク政権が再び危うくなり、イランと手を結び、イラク軍とイラン軍が共同でIS攻撃の地上戦を繰り広げている。
アメリカはイラク・シリア北部では、クルド人武装組織に武器を供与して、ISたたきをさせている。
しかし、それを嫌ったトルコが、ISたたきと称してクルド人武装勢力を空爆し、さらにトルコ軍とクルド人武装組織がグチャグチャに。

ロシアがシリア政府軍を支援開始、ロシアはISタタキと称し自由シリア軍を空爆、シリア政府軍も自由シリア軍に対して攻勢を強めている。

アメリカや仏・英・豪など有志国は、すでにグチャグチャのスパイラルに陥って久しいが、その空爆によりシリアから難民があふれ出し、欧州に渡っている。
さらにロシア参戦でグチャグチャの勢いは増し、シリア難民が今後とも欧州に押し寄せることになる。

こうして利益を得るのは世界の軍需産業。韓国はイラク軍に対して、すでに膨大な軍需物資を売りつけており、日本もあやかりたい一心。それも日本がアメリカの要請で経済支援した膨大な資金がイラクの軍需物資購入資金となっている。今や韓国製武器(機関銃など)がISに渡り、反IS国民に対する殺戮用に広く使用されている。
今の日本も世界の先進国一員として、ISに対して空爆したくてたまらないのだろう。日本の軍需産業も当然、空爆を積極的に進めているのだろう・・・。

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[ 2015年10月13日 ]

 

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