アイコン 5月の鉱工業生産 、前月比で▲3.3%低下

スポンサード リンク

経産省が発表した5月の鉱工業生産指数の速報値は、7年前の平成22年を100とした指数で100.4となり、季節調整済の前月比で▲3.3%低下し、指数は2ヶ月ぶりに前月を下回った。
(リーマンショック以降、工場が海外へ移転してしまった結果、鉱工業生産指数は円安にもかかわらず、低迷したままとなっている。経団連会長の会社は日本で工場増設など論外、韓国へせっせ工場を造っているほど)

これは、5月の大型連休をはさんで自動車メーカーなどが工場の稼働率を下げたことなどが影響して、乗用車や自動車部品の生産が落ち込んだことや、建機の生産が減ったことが主な要因。
低下業種:輸送機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、金属製品工業等
上昇業種:石油・石炭製品工業

ただ、生産の水準自体は高いうえ、主な製造業の今後の生産の予測が、今月(6月)は前月比で2.8%の上昇となっていることなどから、経産省は企業の生産活動は「持ち直しの動きが見られる」という判断を据え置いた。

先行きについて経産省は、6月の予測はプラスだが、7月は小幅ながらマイナスと予測されている。部品などの生産計画も横ばいとなっていて、今の持ち直しの動きが続くか注視されるとしている。

スポンサード リンク
[ 2017年6月30日 ]

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ