アイコン 米史上最大の17兆円超の被害と 米ハリケーン・ハービー

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米民間天気予測大手アキュー・ウェザーによると、ハリケーン・ハービーは、自然災害がもたらす経済被害額として米国史上最悪となる1600億ドル(約17.6兆円)と推計した。この額は米国国民総生産の0.8%に相当する。
過去の大型ハリケーンによる保険金支払額は、2005年のカトリーナが約800億ドル、2012年のサンディは360億ドルだった。
アキュー・ウェザー代表ジョエル・マイヤーズ氏はUSAトゥディの取材に応え「ヒューストンの一部は、水害、カビ、病気の蔓延、そして壊滅的な洪水により、数週間、おそらく数ヶ月間は居住困難な地域となる」と語った。

どこの国も一緒で、災害被害世帯への窃盗が後を絶たず、夜間外出禁止令も出されている。

当災害地域には、メキシコ産原油、中東などからの輸入原油、国内産原油、シェールオイル原油、オイルサンド産原油などの石油精製施設が集積している。
米国の石油類生産量の25%の精製施設が被害を受け、操業をストップしており、燃料不足が懸念されている。
また、テキサス州クロスビーにある仏アルケマ社の化学工場が、水害により、生産物の化学品が化学反応を起こし2回に渡り爆発するなど、被害は拡大している。当化学工場では、爆発の危険性から、当局へ通知し、半径2.4キロの住民をすでに避難させていいため、人的な被害はなかった。

米ガソリン先物RBc1は31日、13.54%高の1ガロン=2.1399ドルを記録している。

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[ 2017年9月 1日 ]

 

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