アイコン 【訃報】東芝を崩壊・郵政巨額損失の元凶 西室泰三氏亡くなる

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東芝の社長や東京証券取引所の会長を歴任したのち、「日本郵政」の社長を務めた西室泰三氏が病気により亡くなった。81歳だった。

西室氏は昭和36年4月に今の東芝に入社し、アメリカ現地法人の副会長など海外部門を中心に動き、米ウエスチングハウスの原発部門を巨額買収、平成8年に社長、平成12年に会長に就任し、東芝天皇として君臨した。

GE大改革のジャックウェルチに倣い、会社の意志決定を迅速化するため取締役を大幅に減らしたり、事業部ごとの自主性を高める社内カンパニー制度を導入したりするなど、経営改革を行った。

平成17年には、海外経験や東芝での経営改革の実績を買われ、東京証券取引所の会長に就任。その後、平成25年に日本郵政の社長に就任し、一昨年11月には株式上場させた。

また、西室氏は、経団連の副会長を務めたほか、一昨年には、安倍総理大臣が戦後70年にあたって発表する談話の策定に向けて設置した有識者懇談会の座長として、報告書を取りまとめるなど、財界や政府の要職も歴任した。

しかし、一方で、東芝の粉飾決算の元凶者であり、日本郵政の驚愕・巨額損失の原因の物流企業「トール ・ホールディングス」の買収実行者であり、過去の栄光は名ばかりの砂上の楼閣の主、すでに過去の人だった。包み隠さず自叙伝でも書いて欲しかった。

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[ 2017年10月19日 ]

 

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