リニア談合 どこも書かぬ一番の受注はJR東海建設で5件
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総投資額9兆円、うち建設工事費用5.1兆円とされる中央新幹線=リニア新幹線の工事が発注されているが、これまでのような鉄道・運輸機構が発注する新幹線工事ではなく、今回から鉄道・運輸機構が財政投融資金をJR東海に貸し付ける方式で行われている。
当然、JR東海は、完全子会社のJR東海建設(2017/3期255億円)に受注させたいのは親心、以下のとおり、すでに5件でリニア工事を受注させている。
JR東海が発注する工事であり、商法に乗っ取り受注させていれば問題ないだろうが、ただ、リニア新幹線は国家プロジェクト、巨額の税金が投入されている工事である。
ましてや、JR東海はリニア新幹線工事の落札額さえ非開示にしており、透明性は0。
そうして振って沸いた談合事件。黒幕はJR東海自身ではないのかと疑いたくなる。
1、名城非常口工事:
大林組JV・メンバー:戸田建設+JR東海建設
2、名古屋駅中央西工区準備工:
大林組JV・メンバー:JR東海建設+前田建設工業
3、第一中京圏トンネル西尾工区:
大成建設JV・メンバー:日本国土開発+JR東海建設
4、名古屋駅中央東工区準備工:
JR東海建設JV・メンバー:前田建設工業+シーエヌ建設
5、(仮)新神奈川県駅の準備工・土どめ壁工:
JR東海建設(単独)
以上。
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[ 2017年12月25日 ]