アイコン 北朝鮮の韓国に対する次の手は平和条約締結か

北朝鮮が平昌五輪にかこつけて韓国文政権を弄び、34歳の若造が65歳のおじさんに北朝鮮にお越しやすと。
おじいさんの文在寅は親書も持ってきた金正恩の妹の与正に対して、感激の笑みを満面に浮かべながらもやっと「環境を整えて実現させましょう」と回答、与正は文在寅に「平壌でお会いしましょう」と余韻を残して11日夜専用機で帰って行った。そこにもお見送りの文在寅がいた。

北朝鮮は米国の北朝鮮に対する限定攻撃「鼻血作戦」に恐怖している。

そのための策略が、年初からの唐突な平昌冬季五輪参加表明、合同チーム編成、大応援団派遣による応援、管弦楽団派遣と公演、金正恩の実妹の特使および代表団派遣、金正恩親書、平壌への招聘と、これでもかこれでもかと揺さぶり続けながら、韓国・文在寅の囲い込みをはかり、見事成功させたようだ。

北朝鮮の次の一手はなんだろうか。
南北間で平和協定締結、中国並みに1国2制度での統合・・・米軍の手から逃れるためには何でもありだろう。

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元々、文在寅政権は、親中従北政権であり、軍事的にも米軍の傘からの独立(戦時作戦統制権の返却)を盧武鉉時代からはかってきた文在寅であり、平和協定の締結ともなれば、駐留米軍は不要、THAADも撤去、米韓軍事演習も不要と中国も北朝鮮も大喜びすることになる。

平和協定締結後に、米トランプが北朝鮮に対し、自国への脅威排除の鼻血作戦を敢行するならば、口から生まれた韓国民が世界に向け、米トランプ批判を展開する可能性すらある。その攻撃は、執拗であることから、米国に200万人も居住する韓国人たちも騒ぎ立て、米トランプ政権も危うい存在になるやも知れない。

しかし、その後の北朝鮮が文在寅には見えず、その仲介を米国ではなく、中国に依頼する可能性すらある。
結果、北朝鮮から核・ミサイルがなくなれば、日本も米国も結果よしであるが、日本の前には、反日の攻撃的な韓国が立ちふさがることになる。また、金正恩が政治生命をかけても核を手放すこともないだろう。

優柔不断で口撃的な米トランプにしてみれば、武器を韓国に売りつけたことから商売上は成功しただろうが、朝鮮半島問題は今後も後手後手になる。
南北平和協定締結では、その武器も中国側に機密が漏れるおそれもあり、安心して売ることもできないだろう。

当HPで再三掲載してきたとおり、すべては、五輪後の4月に延期した米韓大軍事演習「キー・リゾルブ」「フォール・イーグル」にかかっているといえる。
昨年は韓国軍が30万人も動員しており、それを10万人とかにすれば北朝鮮側も一応の評価を示すことだろう。しかし、米国にとっては、韓国が米国離れを急展開する予兆とも受け止められる。

北朝鮮は韓国を脅すこともすでに行っている。
北朝鮮の朝鮮中央通信は2月6日付の論評で、韓米合同軍事演習が再開されれば朝鮮半島情勢は深刻な破局状態に戻り、その責任は挑発した者が負うことになると主張している。

北朝鮮と韓国は1992年に「南北間の和解と不可侵及び交流・協力に関する合意書」(南北不可侵条約)を締結している。

それでも最終判断はロウソク民心に委ねられる。しかし、盲目的に文在寅を信望するロウソク民心隊であり、すでに教団化し、その教祖に文在寅は納まっているともいえる。

ただ、文在寅の企業にとって過激な経済政策により、失業率問題を解決できなければ、ロウソク民心教の信者たちも消え失せ、支持率低下を招き、文政権に傾いている中道派も離反し、少数与党としてこれまで以上に議会運営さえできなくなってくる。
米国も、貿易赤字問題で文政権に揺さぶりをかけてくるものと見られる。
どうなることやら・・・。

[ 2018年2月13日 ]
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