アイコン 3月 訪韓客数1年ぶり増加へ 日本からは5年ぶりの大増

 

 

韓国文化体育観光部と韓国観光公社は4月23日、3月に韓国を訪問した外国人観光客数が前年同月比10.7%増の136万6千人となり、1年ぶりに増加に転じたと発表した。

日本からの訪韓客数は7.3%増の29万4000人と李明博大統領が竹島上陸・天皇陛下冒涜発言をなした2012年8月、その年の10月以来の多さとなった。今年は、日本の祭日+土+日が昨年により1日多かったことも寄与している。
また、中国からは11.8%増の40万3000人と少し回復基調にある。

<昨年3月は、その反動増も>
ただ、全体では昨年3月にTHAAD導入に伴う中国からの訪韓客の大幅減の反動増とみられる。
昨年3月の中国の訪韓客数は、前年同月比で▲40%減となる36万782人と急減し、全体の訪韓客数も▲11%減となる123万3,640人だった。
なお、昨年3月の日本人訪韓客数は22%増の27万4,478人を記録、台湾人観光客も29%増加したほか、タイやインドネシアなど東南アジア地域からの観光客も10%以上増えていた。

韓国の中央日報は、反動増に言及せず、これは中韓関係が徐々に改善に向かっているところに、韓半島(朝鮮半島)緊張の緩和によって訪韓旅行の不安が解消されているためだと分析している。

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<中国と日本との関係正常化は時間を要す>
訪韓客に占める中国人と日本人観光客の割合は大きく、その動向により訪韓客数全体は大きく左右される。
これまで、THAAD配備問題では、いくら韓国政府が中国政府ににじり寄っても「言必言、行必果」と言い放され、実現しない中国の韓国制裁解除(貿易・企業・観光・文化制裁)。
来る米朝会談、北の核廃棄が実現するまでは、米国も駐留米軍の安全のためにTHAADの撤去はしないものと見られ、その道のりは長い。

日本からの観光客は、韓国政府が韓国民心の名を借り、慰安婦像問題に加え、徴用工像まで加えようとし、反日・対日戦略を強化する動きに徹している。
日本の芸能プロダクションは、今やTVをヨシモト&ジャニーズに乗っ取られ、K-POPPに乗じて儲けることくらいしかできないほど堕落している。最近のJ-POPシーンに見張るものはなく、コアなK-POPPファンが増加し続け、訪韓客増につながっている。

日本のTV局が、韓国の番組制作数や報道次第では訪韓客数の増加はしにくい状況が続く。

根底には、韓国政府が日本に対して従来から文化制裁の反日政策を加え続けており、こうした韓国政府の反日メディア戦略では、韓国民心は改善されず、政治利用され、慰安婦像問題など時限爆弾を抱えた状態がいつまでも続く。

韓国の人たちは、LCCの発達で、ボッタくりもなく国内旅行より安価に行ける訪日旅行が大賑わい、異空間旅行というストレス解消に加え、ウォン高/円安も訪日客増をもたらしている。

 

訪韓客者数推移 単位:千人
 
全訪韓客数
中国から
日本から
日・中以外
 
訪韓数
前年比
訪韓数
前年比
訪韓数
前年比
訪韓数
前年比
2012
11,139
13.7%
2,836
27.8%
3,418
3.9%
4,885
 
2013
12,175
9.3%
4,326
52.5%
2,747
-19.7%
5,102
4.4%
2014
14,202
16.6%
6,127
43.1%
2,280
-17.0%
5,795
13.5%
2015
13,230
-6.8%
5,980
-2.3%
1,837
-19.4%
5,413
-6.6%
2016
17,200
30.0%
8,068
34.9%
2,297
23.4%
6,835
26.2%
2017
13,340
-22.7%
4,170
-48.3%
2,311
0.6%
6,859
0.3%
・2012年竹島上陸問題、2015年MERS感染症問題、2017年THAAD問題

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[ 2018年4月24日 ]

 

 

 

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