アイコン ヤフーのZOZO買収 関連業界ひきこもごも

 

 

ソフトバンク傘下のヤフーが12日にファッション通販サイトを運営するZOZOに株式公開買い付け(TOB)を行うと発表し、電子商取引(EC)関連銘柄に衝撃が波及。さまざまな思惑から売り買いが交錯した。

ZOZO株は一時19%高、ヤフー株は一時5.7%高とそれぞれ急伸した。

アナリストは、TOBは合理的だとして長期的にポジティブと指摘。ソフトバンクの連結子会社になったヤフーが大胆な構造改革を進めるための一手を打ったと評価した。

<アスクル>
ヤフー傘下の通販アスクルの上昇率も一時4%超と、ZOZOとの相乗効果を期待した買いが集まったようだ。

<エニグモ>
海外ファッションを扱うECサイト「BUYMA」を運営するエニグモ株も7.8%高と連れ高した。
ZOZO買収をきっかけに、ファッションEC業界で激しい競争環境を勝ち抜くための手段として関連企業にもM&Aが意識され、連想買いが広がったもよう。

<GMOペイメントゲートウェイ>
一方、GMOペイメントゲートウェイ株は▲12%超の急落となった。ライトストリームリサーチのアナリスト、ミオ・カトウ氏はアナリスト分析情報サイト「スマートカルマ」に掲載されたリポートで、同社の取引総額4兆円のうち約3000億円をZOZOが占めると同時に、GMOペイのマネーサービス事業の約7割を占める後払いサービスからの収益のうち半分はZOZOから得ていると指摘した。

ZOZOがヤフー傘下に入り、ヤフーの決済システムが導入された場合、GMOペイの今期営業利益は▲約15億円の損失になるとみる。
ブルームバーグデータによると、通期営業利益計画のコンセンサスは約86億円。ただカトウ氏は、ヤフーがZOZOの決済を社内システムで賄うことは容易だが、後払いサービスは導入に時間を要する可能性があるとみている。

<メルカリ・楽天>
メルカリと楽天は下落した、下落率は3%を超える場面があったが、EC事業を展開する2社に競争激化の懸念が広がっているようだ。
以上、ブルームバーグ参照

前澤氏は持株35.94%のうち30%を売却し2000億円(税込み)以上取得することになる。
持株数109,726,600株 時価総額2,695億円/(2,457円/9月12日終値)

月でも火星でも行きたいようだ。スペースXのマスクは月への宇宙船を製作するが、その野望はテスラに始まり、燃料電池、太陽光発電、回収型大型ロケット、成層圏からの宇宙船発射用飛行機・・・、ロマンが世界から資金を呼び寄せている。
前澤氏はリタイアした爺さん旅行者になるのだろうか。
それともくだらないホリエモンのようにチヤホヤされたいのだろうか。
 

[ 2019年9月13日 ]

 

 

 


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