アイコン ボーイング737NG 38機だけ亀裂問題で運航停止へ 世界810機飛行中

 

 

米ボーイングは10日、同社製小型旅客機737ネクストジェネレーション(NG)について世界中の航空会社が810機を検査したところ、38機で亀裂が見つかり、修理と損傷した部品の交換が必要になっていると明らかにした。

同社や航空各社によると、修理が実施されるまで、これらの737NGは運航が停止される見通し。胴体と翼の骨組みを接合する部品に亀裂が生じていたことが分かったという。

737NGは、737シリーズ第3世代版で現在運行停止中の737MAXの1つ前のタイプ。

737MAXは、今のところこうした亀裂問題は関係していない。

米規制当局が緊急調査を命じた後、9日に米サウスウエスト航空とブラジルのゴル航空が少なくとも13機の737NGの運航を停止した。

米連邦航空局(FAA)は先週、米航空各社に対して165機の737NGの緊急検査を命令したが、現在の実質的な検査対象は200機を超えているもよう。

FAAは10日遅くこの問題に関して「米国に拠点を置く少数の航空機が運航から外れ、ボーイングは顧客向けに修理ないし影響を受けた部品の交換のための具体的な指示を検討している」とコメントした。

ボーイング社は、737MAXの運航再開は年明け、それも中国との貿易戦争激化により、中国がいつ再認証するかもわからない。すでに業績への影響も拡大している。

以上、

日本でも全日空や日本航空が小型主力機として飛ばしているようだ。

[ 2019年10月11日 ]

 

 

 


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